いよいよ拉致問題第2幕が始まるのだろうか。まずは次の記事から。
《以下引用》
「28日、金剛山の海金剛ホテルで行われた「離散家族対面行事」で28年ぶりに母の崔桂月(チェ・ウォル)さん、姉の金英子(キム・ヨンジャ)さんとの対面を果たした韓国人拉致被害者金英男(キム・ヨンナム)さん。金英男さんは、29日午後に金剛山で韓国共同取材団と会見する予定だ。記者会見では拉致当時の状況や日本人拉致被害者の横田めぐみさんとの結婚などについて自身の考えを明かすものとみられており、関心を集めている」(6月28日『朝鮮日報』)《引用ここまで》
「拉致」ではなく「離散家族」というところがまず怪しい。拉致をしておいて離ればなれになった家族だから、というのは戦争ではあるまいし、北朝鮮の意図が見え透いている。そこを指摘した上で、第2幕が始まったと思う。
キム・ヨンナム氏は明日記者会見を行うということだが、横田めぐみさんのことをどう語るのだろうか?やはり死亡した、というのだろう。そして横田めぐみさん拉致事件に幕、というのが筋書きではないか。
このような話に韓国政府が呼応していくようだと、日本政府の立場はさらに難しくなるに違いない。キム・ヨンナム氏生存が確認されて以降、決して良好とは言えなかったにせよ、拉致問題に関しての日韓連携が吹っ飛ぶからだ。
そうならないことを望みながら、明日の記者会見を注目したい。
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