「小鬼の涙」 R4.2.4
鬼は外〜、鬼は外〜
そう言って叩き出された小鬼たちは
泣きながら夜道を歩いて行きました
冷たい月と凍った星と
夜道はとっても寒くって
息さえ凍りそうでした
やがて
泣き疲れて歩き疲れた小鬼たちは
草むらに倒れ込んでしまいました
神様はそっと手をさしのべ
天国へとお召しになりました
翌朝、草むらには
無数のしずくが輝いておりました
きっと
小鬼たちの涙かも知れません
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写真家が写した早朝の草の雫が
あまりにもきれいなのは
きっと何かの秘密を隠してるのだと思うのです、、、。
或いは、写真家の心の中の秘密かもしれません、、、