日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

父の日

2013年08月19日 23時54分29秒 | ブラジル事情

 先々週の金曜日は仕事が終わってすぐに娘が通う小学校に行った。

 父の日のイベントがあったのだ。

 この私立学校では父の日のイベントは4年生までだそうで、僕は4年生の娘の最後の父の日のイベントに参加したことになる。

 娘のクラスメートは本当に元気いっぱいであった。32人が4グループに分かれて1時間ほどゲームを行ったのだが、僕は女の子たちのグループに入った。

 父の日とは言うものの、イベントの主役は子供達であった。彼らは一様にテンションが高く、お父さん達はみんなそっと見守っているという感じだった。

 娘は以前は非常に大人しい内気な子だったのだが、ずいぶん社交的になり、クラスメートにちょっかいを出すなど、仲良くやっているらしい雰囲気を必死に僕に見せようとしていた。

 それはいいことだなと思った。

 まだまだ遠慮がちな所も垣間見えたけど、少しずつでも人の中に溶け込めるようになっているというのは大きな成長だ。

 学校からの帰りにショッピングセンターに寄り、夕飯を一緒に食べた。娘はマクドナルドで初めてビックマックセットを食べた。今まで子供用のハンバーグセットを食べていたのだが、今回挑戦したいというので買って上げた。

 何だかんだ言って、子供は成長する。自分で物事も考えるようになる。

 親ができるのは、その時その時で適切なアドバイスをして、間違った方向に行くのを防ぐことかなと思う。親が行かせたい方向に誘導する必要はない。本人の意志と自主性に任せなければ駄目だ。

 今週水曜日娘は田舎の学校へと転校していった。その前日にクラスメートが小さなお別れ会をしてくれたそうだ。

 それを聞いてちょっぴり嬉しく思った。

 娘にはクラスに友達がいたってことが確認できたから。そういうのって本当に大事だと思うし。

 ここポルトアレグレはまだまだ肌寒い。でも、もう少しでこの寒さも終わりそうな気がする。

 

 


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