日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

ブラジル人女性ブロガーに学ぶ

2013年07月24日 20時48分04秒 | ブラジル事情

 3週間ほど前、ブログ紹介総合サイトからメールが届いた。僕のブログの内容は面白いが、同サイトの趣旨には合わないから、今後投稿しても採用されないとの通達であった。

 正直ショックだ。

 今までこのサイトのおかげでアクセス数が1万以上の記事が十数本出ていたからだ。

 単純なニュースと言うより、日本とブラジルの比較文化論みたいな記事も書いており、個人的な主張が強かったのが、今回この通達を受けた最大の理由かなと思う。

 まあ、駄目だと言うんだから、反論しても無理そうだと思って諦めた。頭を切り換えて、今後は他の方法でブログのアクセス数を確保していくしかない。

 その方法の1つがフェイスブックのファンページを使った記事配信かなと思っている。

 そこでブラジル人ブロガーが書いている日本語・日本文化に関するブログを調査したところ、フェイスブックのファンページを持つ2つのブログを見つけた。

 1つのブログは2500人、もう1つのブログは1万5千人もファン数がいる。彼女らはそれぞれ1年前、2年前にファンページを開設しているから、もちろん多くて当たり前だが、僕のブログのファン数とは桁が1つも1つも違う。

 一人の女性は日本文化が大好きみたいで、日本の伝統文化や最新のサブカルチャーなどを自分の写真で撮影して、ファンページにアップしている。

 もう一人の女性は日本の大学に留学しているらしく、ユーチューブの動画を利用して日本語の授業を行っている。ブログの更新はほぼ止まってしまっているが、フェイスブックのファンページには大量のコメントが届いている。

 これだけ人気があるというのは、やはり何か理由があるのに違いない。そう思って、いろいろ分析させてもらったが、イマイチ良く分からない。

 前者の女性も後者の女性もブログ上でプレゼントの抽選会などを行い、ファン数を増やすためのイベントを行っている。でも、それだけではこの人数の多さは説明できない気がする。

 後者の女性のユーチューブ上の日本語の授業もいくつか視聴させてもらった。人柄は良さそうだけど、授業自体はまあこんなものかなという感じ。と言うか、ヴァーチャル上の授業というのは、双方向のやりとりがないから、どうしても一方的になってしまい、先生が一人で説明しているだけになる。だから、彼女に全く非はない。

 彼女のブログで参考になったのが、ブログ上でブロガーだけでなくフェイスブックを通じてもコメントできるようにしている点だ。フェイスブックがこれだけ普及している現在、読者との双方向のやりとりを活性化する意味で有用な機能かなと思った。

 だから、僕のブログにもその機能を装備しようと思ったのだが、その設置方法が結構複雑で、今まで躊躇っていた。でも、先週一大決心して、同機能の装備に取りかかり、何とかフェイスブックによるコメント欄を併設することができた。

 もちろん、これだけでアクセス数が増えるわけではないが、読者との情報交換もしくは読者同士の情報交換もやりやすくなることから、ブログ自体がより良いものになるのではないかなと期待している。

 ファン数を増やすもう1つの方法は、フェイスブックに広告費を払って宣伝する方法である。僕の生徒の知人はこの方法でファン数・アクセス数を一気に増やしたらしい。上で紹介した二人のブラジル人女性ブロガーがその方法を使ったかどうかは分からない。

 でも、僕自身は宣伝費ゼロでやりたい。お金をかけないで、どれだけ多くの人にブログを知ってもらい、記事を読んでもらい、日本文化の普及活動をしていけるか。そして、その中の何人かは生徒になってもらうか。

 ない頭を振り絞って、知恵をひねり出す。そのチャレンジの過程が面白いんじゃないかな。成功している人から盗める技術は盗みつつ。

 


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