日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

ダイヤモンドオンライン

2009年03月11日 06時02分57秒 | 日本事情
 「情報化社会」が叫ばれて久しい。

 僕が中学生・高校生だった時期に、国語の授業で情報化社会に関する論文などを読まされていたので、既に20年以上はこの言葉は使われている。あまりにも使われすぎて、かつての新鮮さは完全に色褪せてきてしまっている。

 「情報化社会」と言えば、インターネットである。今やテレビなしで生きていけても、インターネットなしに生活することは難しくなってきている。アメリカ人を対象とした調査でも、実際にテレビよりインターネットの有用性を認めているという結果も出ている。

 ただ、どの論文でも繰り返し言われているように、数ある情報の中から正確で必要な情報のみを選択する能力を我々は習得する必要がある。だから、情報に流されるのではなく、その情報源と記事の著者を十分確認し、情報を取捨選択しながら解釈していかなければならない。

 20世紀は、どのような著書を読むか、どんなテレビ番組を見るかでその人の教養のレベルが決まっていたと思う。そして、21世紀のインターネット時代は、どんなサイトを日常生活の中で読んでいくかが、その人の教養レベル、果てはその人の人生を決めていくのではないかと思う。

 僕が今注目しているサイトは

 日経ビジネスオンライン http://business.nikkeibp.co.jp/index.html
 ダイヤモンドオンライン http://diamond.jp/
 
 である。

 経済・社会に関する硬派な記事を、一流の執筆人が書いている。世界経済や日本経済、日本の労働状況など、様々な内容の記事が掲載されていて、本当に勉強になる。世界の反対側にいてもこれだけの情報が入手できるというのは本当にありがたい。

 つい一昔前までは、海外に3年もいると、帰国した時にロビンソンクルーソーのように何も知らない人になってしまっていた。しかし、現在は逆に海外にいる人でも、日本にいる時ほど忙しくない人は、普通の日本人より日本の事に関して詳しくなっているのではないかと思う。

 特に、海外にいる人は日本の政治や経済を第三者の視点から客観的に見られるので、日本で生活している日本人とは違った見方ができるのだと思う。ただし、知識偏重で実際の経験に基づいていないために、実態に即していない偏見が含まれる可能性も否定できないから注意しなければならない。

 とにかく、僕としては自分の人生を豊かにしてくれるようなサイトをこれからも読み続けていきたいなと考えている。


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