今年の1月に日本に帰国した際に、JICA日系青年ボランティアの帰国後10年の同窓会に出席したことは、このブログでも報告した。
その同窓会に出席した同期の1人のTさんは、帰国後にJICAの海外協力隊を受けて合格し、アフリカに2年派遣されて帰ってきたばかりであった。
そのTさんが「最近の若い人は内向き志向で海外に出たがらないために、JICAも応募者数が少なくなっている。だから、合格するのも簡単になったし自分の希望通りの派遣地に行け、任期途中で日本に帰国する事も可能になった」と語っていた。
また、母校の筑波大学でブラジルにおける日本語教育の現状に関する講演をしたのだが、僕の指導教官で現在は学類長である恩師が「最近の学生は内向き志向で、海外で日本語教師をしたがらない」とおっしゃっていた。
ネット上で現在の若者の内向き志向の記事は読んではいたが、日本に住んでいる日本人から直接その話を聞かされて、本当にそうなんだと実感した。
さて、この僕がブラジルに来るきっかけとなったJICA日系青年ボランティアという制度は、日系社会自体のパワーがなくなるにつれ、その存在意義も年々薄れているが、今も継続している。
僕は2009年9月からブログ村のブラジルカテゴリーにエントリーしているが、見たところ、元開発青年の方、元・現青年ボランティアの方などが、僕を含めて3人しか参加されていないようである。
しかし、JICAのホームページを見ていたら、国別にブログを書いている元・現海外協力隊の方のアドレスが登録されており、「日本語教師ブラジル奮闘記」もありがたいことだが、事前に何の連絡もなく登録されていた。
ブラジルのブログは全部で14もある。
どれも現役の日系青年ボランティア・日系シニアボランティアの方のようである。13年前に初めてブラジルに派遣された時は、ブログなんていうコミュニケーション手段はなかった。
だから、ブラジルの情報収集するなんてことはできなかった。でも、そのコミュニケーション手段を活かすも殺すも、それを使う人間次第である。
もしブラジルで日本語教師をされたい方は、そちらにリストアップされているブログの管理人に問い合わせてみるのも1つの手かもしれない。内向き志向にならずに、若者はやはり積極的に海外に出ていくべきかなと思うから。
今回、弊社HPより、世界で日本語教師として活躍されている方のブログにリンクをお願いすることになりました。
弊社のサイトの一つ、『日本語教師になる。』のリンクページ(http: //www.nihongo-kyoushi.com/link2.html)より貴ブログをリンクさせていただいてよろしいでしょうか?弊社HPは主に日本語教師を目指す方々にご覧頂いているので、日本語教師の先輩方のブログは、非常に参考になると考えています。突然のお願いで申し訳ありませんが、宜しくお願いいたします。(メッセージを送ることができなかったので、コメント欄に失礼いたしました。)
*内向き志向はなんとなく感じますね。そして、女性のほうが海外に出ようと元気な感じがします。JICAに応募される方も女性の方が多いのでしょうか。
http://www.nihongo-kyoushi.com/link2.html
昨年度、日本語教育能力テストには合格したのですが、経験がなく、基金の海外派遣には採用されませんでした。今年度末の日系青年ボランティアに応募するつもりですが、それまで日系ブラジル人に対する日本語指導経験を欲しています。
自身も幼少期にアメリカとベルギーで生活経験があるので、「虹の架け橋」にアシスタントとして参加できるチャンスを探しています。
東京在住ですが、お話があれば引越しも当然考慮の範囲に入れています。
記事が古いのでダメもとですが、もしも、紹介していただける方等がいらっしゃいましたらご連絡お待ちしております。
ledzeppelin136@gmail.com
現在22歳。男性。3月に4年制大学を卒業予定。英語可。仏語、ポルトガル語を勉強中です。
よろしくお願いいたします。