難解な内容を難しく書くことは誰にでもできる。難解な内容を如何に分かり易く書ける人こそ、真の文章の達人であり、インテリであるみたいな記事を読んだことがある。
僕はこの意見に大賛成なのだが、これをやっている人が以前このブログでも紹介したステファン・カニッツ(Stephen Kanitz)である。
彼の文章を初めて読んだのは雑誌VEJAであったが、使用されている語彙はそれほど難しくないのに、その考え方が斬新で文章が非常に分かり易い。スーッと頭に内容が入ってくるのである。
つい先日、Twitterを始めたことをブログに書いた。カニッツはもう結構ご年配なのだが、新しいモノ好きのようで、不定期でブログを更新しているほか、Twitterでつぶやいている。
そして、そのつぶやき頻度が半端ではない。彼のつぶやきをフォローし始めたら、ほぼ一日中つぶやいている。
「一体いつ本業の仕事をしているんだろう?」
今まで彼をある意味かなり崇拝していたのに、ちょっとその崇拝の程度が低くなってしまった。
ただ、だからと言って、彼が書いた記事に関する評価が下がる訳ではない。本人も述べているように、彼は完璧主義者で、1つの記事を書くのに何十回も推敲を重ねるそうだ。
そう。だからこそ、彼の文章は分かりやすい。
ポルトガル語を勉強されている方にはお勧めする。是非一読願いたい。
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例えば、これなんかどうでしょう。
「Fazer o que se gosta(好きな事をやる)」
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