日本帰国時に筑波大学で講演をするとブログ上で告知したら、財団法人日伯協会のIさんから聴講しに行ってもいいかという問い合わせをもらった。
そして、講演当日にIさんが聴講しにいらっしゃった。挨拶程度しかできなかったが、少しだけお話させていただいた。
そのIさんから今度日伯の後輩のSさんがポルトアレグレに旅行に行くので、僕と会って話をすることが可能かという問い合わせがあった。
もちろん僕は快諾し、昨晩はそのSさんと会ってお話をした。
お会いして分かったことだが、Sさんは財団法人日伯協会という所を通じて、僕が住むポルトアレグレから車で2時間ほどのカシーアス・ド・スルという町で、昨年1年間日本語教師をしていたそうで、僕のブログも何度か読んだことがあるそうだ。
ブラジルに滞在中の1年間に会わずに、今回観光旅行で来ている1ヶ月弱の間に会うというのも何だか面白い。
話を聞いてみると、僕のJICA青年ボランティア時代の同期がサンパウロの日伯協会を代表として現在取り仕切っているらしく、SさんもIさんも僕の同期を知っているそうだ。
「世界は狭いな」と思った。
ブラジルの国土は広大だが、そこに住んでいる日本人、ブラジルが好きな日本人は限られているから、ブラジルの日本人社会・日系社会は本当に狭いのである。
今までブログを通じて人と知り合うなんてことは想像もしていなかった。でも、今回のSさんで一昨年知り合った日本企業の語学研修生以来、ブログを通じて知り合った方は3人目である。
2014年にはポルトアレグレでもワールドカップの試合もあるし、2016年にはリオデジャネイロでオリンピックも開催される。これから先、多くの日本人がブラジルに訪れるだろうから、今後もブログを通じてブラジルが好きな日本人の方と知り合っていく機会が増えていくかもしれない。
いろいろな方とお会いしてお話を伺うのは自分自身にとっても勉強になり、とても有意義である。これからもいろいろな方とお会いして、見識を広められたらいいなあと思う。
その節は本当にお世話になりました!
ネットという顔の見えないツールですから、気を付けることはたくさんありますが、
こうして良き出逢いにもつながる素晴らしいツールだな、と感じます。
またお目にかかれる機会がありますように!
(ちなみに、正しくは「ブラジル日本交流協会」といいます。数年前まで(日本側は)社団法人でしたが、現在は法人ではない集まりになりました。)
僕も3,4回行ったことがあります。
住みやすそうな街という印象があります。