昨日、ブラジルに帰国後、初めて日本語の授業を行った。
2011年の初授業。帰国から10日。ずいぶん長い間日本語を教えなかったことになる。
大多数のブラジル人は1月と2月は長期休暇に入るため、日本語を勉強しようなんて言う人はよっぽどの変わり者か、相当勉強熱心な学生である。
とにもかくにも、引越や留学などで少なくなった生徒数をまた取り戻し、さらに多くの生徒の獲得を目指して、今年も頑張らなければならない。
「働かなければ、お金はもらえない」
完全歩合制。また1からのやり直し。
自営業の悪い点は、今回のように僕が日本に旅行などすると、その間にお客さんが離れてしまうことだ。
明石屋さんまが「1週間も仕事をしないと不安で仕方ない」と言っていたが、その気持ちが十分理解できる。
でも、今回の3年ぶりの日本旅行は必要だった。思いっきり充電・放電できたし、これからブラジルでまた頑張って行くエネルギーをもらえたような気がする。
ただ、日本語の授業をしてみて、いつまでもこの現状でいいのかな思ったことも確かである。
「ガイアの夜明け」というテレビ番組を見ていたら、日本の20代の若者達が自分の夢を実現しようと必死に頑張っている姿が放映されていた。また、僕と同年代の30代後半の人は業界で伸し上がり、社長として頑張っていた。
彼らの夢に向かって頑張る姿に心を打たれ、「自分も」と思ってしまう。
日本語の授業を教えること楽しい。対人間の仕事であるし、ブラジル人生徒を通じてブラジル社会を垣間見ることもできる。
しかし、僕にはそれ以外にも何かデカイことが出来るんじゃないか!?みな誰しもそう思うのではないだろうか?
このままだとジリ貧だし。
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