日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

高齢者向けの社会福祉ボランティア活動

2012年04月21日 23時57分16秒 | ブラジル事情

 12月末以来活動を休止してたが、久しぶりにバンドメンバーが集まった。

 メンバーの一人の16歳のギタリストが脱退したが、彼以外の年寄り連中は僕も含めて残った。

 土曜日の午後にリーダーの自宅の家に集まって練習し、日曜日に演奏した。

 演奏した場所は、隣町の保健所の2階の大広間だった。地域の会のお楽しみ会みたいな感じで、僕らは彼らの昼食を盛り上げる生バンドとして演奏した。

 参加者の大半が50代から60代のご年配の女性で、観客は全部で70人程度であった。

 うーん。何か老人ホームの余興に呼ばれた漫才師みたいな感覚。

 もっと若い女性向けに演奏を披露して、黄色い声援を浴びる予定だったのだが。。。

 仕方ないので、心の中では、今自分は高齢者向けの社会福祉ボランティア活動を行っているんだと考えることで、自分のモチベーションを維持した。

 まあ、でも素人である僕の仕事は太鼓を何種類かのリズムで叩き続けるだけである。

 だから、正直格好悪い。

 でも、だからこそ、高齢者向けの方が気が楽であった。

 しかも、お年寄りは寛容で、僕らのつたない演奏にも拍手をしてくれた。さらに、最後はみんなが前に出てきて、音楽に合わせて踊ってくれた。

 若い女性を前に白けるよりは、ご年配と一緒に盛り上がったほうがはるかにいい。

 貴重な経験ができたと思う。

 それにしても、相変わらず仕事が忙し過ぎなので、この土日の練習・演奏は正直しんどかった。

 でも、仕事だけの人生は嫌だし、仕事以外の活動もやっていかないといけないなと改めて思った次第である。 

 

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