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「幸せのホームページ」というサイトがある。
http://www.din.or.jp/~honda/
内容はタイトルの通り、幸せに関するものを取り扱っている。管理者は一般の方で自称幸せオタクの50代の日本人男性。もう10年以上このサイトを運営してきており、すごいことにほぼ毎日更新している。ある程度内容がまとまった段階で幸せに関する著書もこれまで何冊か出版されている。一般の方だが、各著書とも1万部程度売れているようだ。
サイトの基本的な内容は、現代に生きている各界の著名人も含めた歴代の偉人達の言葉や人生に関する格言、幸せに関する本からの含蓄深い言葉の抜粋とそれに関する管理者の解釈である。サイトのデザインは90年代の古臭さは残るが、それが逆に手作り感を醸し出していて温かさを感じる。10年以上ほぼ毎日続けているため、膨大な量の記事がアップされている。
僕は去年の4月にこのサイトを発見して以来、ほぼ毎日アクセスしている。毎日更新されているので、今日はどんないい話がアップされているかを見るのが楽しみだからである。そして、その言葉を励みにその日一日を幸せに生きようと努力している。1年間読み続けているが飽きない。いつも考えさせられることばかりである。恐らくこれから先もサイトが続く限りずっとアクセスし続けると思う。
サイト管理者によれば、幸せとは「幸福感」と定義され、一過性のものだそうだ。
僕もそう思う。人間が幸せを感じる時というのは欲が満たされた時であるが、すべて一過性である。食欲、性欲、物欲、出世欲。。。
おいしい料理を食べれば、お腹が満たされ幸せになる。でも、例えばデザートなどを食べた瞬間にその味に関して舌がおいしいことを感知するが、その後に飲み物を飲めばその味は消えてしまう。つまり、ごちそうの一品一品を食べたそれぞれの瞬間の幸福感は忘れてしまっており、結果としてお腹が満たされたことによる幸せを感じている。ただ、この幸福感は3時間もすれば消え、逆に空腹感を次第に感じるようになるのである。
セックスをすれば、その時は幸せを感じる。ただ、男性の場合だとそれこそオルガズムを感じるのは一瞬で、その後は空しさばかりが残る。セックスをする前は性的に満たされないことから、それこそやる気満々だが、満たされた瞬間になえてしまう。そこで女性が不満足感なんかを表示しようものなら、幸せ感よりも不幸せ感を逆に感じてしまうのだから、セックスというのは諸刃の剣である。
物欲なんかも金額の大小に関係なくあまり長続きしない。例えば、車を買うとしよう。買う前は何にしようかと悩み、買った後のことなどを想像しながら幸せ感が増大していく。しかし、実際買ってしまうと、その車を実際に運転している喜びというのはあるが、もう3,4年は最低他の車を買えないのだから、選んでしまったことによる不幸せ感というのが出てくる。これは家なんかの不動産でも同じである。マイホームを買うことが人生最大の目的みたいな人もいるが、家を1度買ってしまったら大抵の人は10年、20年はそこに住む必要があるわけで、20年くらいは借金を払い続ける義務が生じる。借金返済中にリストラなんかあいようものなら、不幸せを引き起こす最大の要因となる。
出世欲も同じ。出世する前は、出世しようと頑張るが、いざ出世してみると責任ばかり増えて大変になったり、達成感から仕事への情熱を失ってしまったりする。有名大学への進学、大企業への就職なんかも同じである。入学・就職するまでは必死に頑張るが、実際に入ってみると、憧れていた学校・職場とは全然違う。実際に大事なのは、大学で勉強し続けること、会社で毎日同じ仕事の繰り返しを卒なくこなすことであったりする。
人間というのは自己中心的な動物である。結局のところ自分の利益、自分が幸福感を感じること以外は考えていない。基本的には他人の事はどうでもいいのである。親だろうが子供だろうが血がつながっていようが関係ない。もちろん、赤の他人と比べれば、親も子供もそれぞれの立場で肉親の利益を考える。でも、基本的には自分の利益を最大限にしようとする。だから、世間では骨肉の争いが絶えない。でも、そういう自己中心的である人間をまず受け入れるという前提から幸せを構築していくことが大事なのである。自分は不完全な人間なのだから、周りの人間の不完全さを受け入れるという訳である。
サイト管理者は幸福感というのは長続きしないことを前提に、この幸福感を感じている時間がなるべく長くするために、「小さい幸せを毎日、中くらいの幸せを時々、大きな幸せを何年かに一回感じられる人生」を提案している。ものすごく実利的で分かりやすい提案だと思う。
小さなことでも感謝していれば幸せに暮らせるということだろう。その小さい幸せと幸せをつないでいくとしますか。
http://www.din.or.jp/~honda/
内容はタイトルの通り、幸せに関するものを取り扱っている。管理者は一般の方で自称幸せオタクの50代の日本人男性。もう10年以上このサイトを運営してきており、すごいことにほぼ毎日更新している。ある程度内容がまとまった段階で幸せに関する著書もこれまで何冊か出版されている。一般の方だが、各著書とも1万部程度売れているようだ。
サイトの基本的な内容は、現代に生きている各界の著名人も含めた歴代の偉人達の言葉や人生に関する格言、幸せに関する本からの含蓄深い言葉の抜粋とそれに関する管理者の解釈である。サイトのデザインは90年代の古臭さは残るが、それが逆に手作り感を醸し出していて温かさを感じる。10年以上ほぼ毎日続けているため、膨大な量の記事がアップされている。
僕は去年の4月にこのサイトを発見して以来、ほぼ毎日アクセスしている。毎日更新されているので、今日はどんないい話がアップされているかを見るのが楽しみだからである。そして、その言葉を励みにその日一日を幸せに生きようと努力している。1年間読み続けているが飽きない。いつも考えさせられることばかりである。恐らくこれから先もサイトが続く限りずっとアクセスし続けると思う。
サイト管理者によれば、幸せとは「幸福感」と定義され、一過性のものだそうだ。
僕もそう思う。人間が幸せを感じる時というのは欲が満たされた時であるが、すべて一過性である。食欲、性欲、物欲、出世欲。。。
おいしい料理を食べれば、お腹が満たされ幸せになる。でも、例えばデザートなどを食べた瞬間にその味に関して舌がおいしいことを感知するが、その後に飲み物を飲めばその味は消えてしまう。つまり、ごちそうの一品一品を食べたそれぞれの瞬間の幸福感は忘れてしまっており、結果としてお腹が満たされたことによる幸せを感じている。ただ、この幸福感は3時間もすれば消え、逆に空腹感を次第に感じるようになるのである。
セックスをすれば、その時は幸せを感じる。ただ、男性の場合だとそれこそオルガズムを感じるのは一瞬で、その後は空しさばかりが残る。セックスをする前は性的に満たされないことから、それこそやる気満々だが、満たされた瞬間になえてしまう。そこで女性が不満足感なんかを表示しようものなら、幸せ感よりも不幸せ感を逆に感じてしまうのだから、セックスというのは諸刃の剣である。
物欲なんかも金額の大小に関係なくあまり長続きしない。例えば、車を買うとしよう。買う前は何にしようかと悩み、買った後のことなどを想像しながら幸せ感が増大していく。しかし、実際買ってしまうと、その車を実際に運転している喜びというのはあるが、もう3,4年は最低他の車を買えないのだから、選んでしまったことによる不幸せ感というのが出てくる。これは家なんかの不動産でも同じである。マイホームを買うことが人生最大の目的みたいな人もいるが、家を1度買ってしまったら大抵の人は10年、20年はそこに住む必要があるわけで、20年くらいは借金を払い続ける義務が生じる。借金返済中にリストラなんかあいようものなら、不幸せを引き起こす最大の要因となる。
出世欲も同じ。出世する前は、出世しようと頑張るが、いざ出世してみると責任ばかり増えて大変になったり、達成感から仕事への情熱を失ってしまったりする。有名大学への進学、大企業への就職なんかも同じである。入学・就職するまでは必死に頑張るが、実際に入ってみると、憧れていた学校・職場とは全然違う。実際に大事なのは、大学で勉強し続けること、会社で毎日同じ仕事の繰り返しを卒なくこなすことであったりする。
人間というのは自己中心的な動物である。結局のところ自分の利益、自分が幸福感を感じること以外は考えていない。基本的には他人の事はどうでもいいのである。親だろうが子供だろうが血がつながっていようが関係ない。もちろん、赤の他人と比べれば、親も子供もそれぞれの立場で肉親の利益を考える。でも、基本的には自分の利益を最大限にしようとする。だから、世間では骨肉の争いが絶えない。でも、そういう自己中心的である人間をまず受け入れるという前提から幸せを構築していくことが大事なのである。自分は不完全な人間なのだから、周りの人間の不完全さを受け入れるという訳である。
サイト管理者は幸福感というのは長続きしないことを前提に、この幸福感を感じている時間がなるべく長くするために、「小さい幸せを毎日、中くらいの幸せを時々、大きな幸せを何年かに一回感じられる人生」を提案している。ものすごく実利的で分かりやすい提案だと思う。
小さなことでも感謝していれば幸せに暮らせるということだろう。その小さい幸せと幸せをつないでいくとしますか。
それで少し質問したいのですが、
南米での日本語教師の募集はどのように探すことができますか?
サイトなどがあればご紹介頂きたいと思っています。
上海で働いている友人が、南米で仕事があればと
言っていますので、探しています。
どうぞよろしくお願いします。
日本から応募する場合は青年ボランティアというJICAの制度がお勧めです。
詳しい情報はこちらです。
http://www.jica.go.jp/activities/jocv/nikkeiseinen/application/require.html