英語と仕事の好きなワーキングマザーゆきの日記

小4、小1のボーイズを抱える、管理職ワーママの日記。お酒、ランニング、旅行とショッピング、仕事について綴ります。

「縛られず、自分の意思で」

2012-01-05 10:24:19 | 子育てと仕事
昨日の日経新聞夕刊のサイボウズ社長青野慶久さんの働く40代へのエールです。
同調する面もある一方で日本の男性育児の実態を浮き彫りにしている面も感じた記事です。

社長でありながら育児休暇をとった氏は下記のようにインタビューで述べています。
 ・仕事中心の生活だったので育児休暇をとるのには「葛藤があった」が
  妻に任せきりではいけないと「決心した」。
 ・「やってみると育児は面倒で手間がかかる。男性が逃げたくなるのも分かる」。
 ・「男性が仕事に専念し、女性が育児の責任を負うという
   昭和時代の生活スタイルが深刻な人口減少社会を生んだ」。
 ・「男性の働き方の見直しや父親の育児協力が少子化解決のカギ」。

実際に育児休暇を取得した人の言葉として、
 育児休暇取得までの仕事と気持ちの整理の重要性、
 仕事とは違い、やったことが必ずしも子どもへの成果とはならない育児の大変さ、
 その上で女性に育児を任せきりでは少子化解消にはならない、
ともっともな内容です。
出産を経ても働き続けたい女性にとって、男性の働き方の変革があればありがたいものだと思います。


しかしながら青野氏の取得した育児休暇が2週間!!
ヨーロッパなら通常の夏休みの長さです。
この期間であれば職場の方も人員配置を見直すほどではなく、一時的な対応で済ませるでしょう。
女性が産休と合わせると数ヶ月以上職場を離れることと比較すると、
ちょっとした休暇に過ぎない長さだと言わざるを得ません。
育児に対しても2週間という期間はほんの一瞬。
育児の体験期間といったところでしょうか。

この方が育児休暇を取得した意味というのは社長という立場にありながらも
育児を優先した期間だという事実がだと思います。
仕事も育児も両立するというメッセージは社内のみならず社会へも伝わるでしょうし、
2週間男性が育児と真剣に向き合った経験はその後の働きかたを考えるきっかけになると思います。
青野氏もインタビューの中で
「時間管理や働きかたを自ら決めて、自立的に働くことが大切」と言っています。
この言葉にもある通り、子育てしやすい環境というのは働きながらいかに育児が出来るのかだと思います。
育児休暇制度はもちろん重要ですが、休暇でカバー出来る期間は限られています。
子どもが成長するまでの期間を父親がどう携わるのかは、
働き方を工夫していかに働く時間と育児の時間をmanageするのかにかかっているなと思いました。



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