まちのちいさな仕立て屋さん

仕立て屋暦50余年 結来の日々の雑記

昔むかしのお話

2023年05月09日 | 日記

誰も住む人も無くなった私の実家は跡取りの兄や
その息子も若くして亡くなりました。

私がまだ嫁ぐ前 私の曾祖母の黒塗りの箪笥が
二階の部屋に在りました。
一番下に小さな戸の様なものが有り 取っ手を引くと
小さな
引き出しが出て来ました それの中には昔の手紙や
かんざし
が入っていました。





誰が使つていたのか分りませんが眼鏡も入っていたような記憶が
微かに有ります。
誰も居ない時 時々開けて中を見ていたような気がします。
母も住まなくなりその引き出しを私は大事にわが家に
持ち帰っていました。
此の事は誰も知らなかったと思います。

最近 我が家の終活をするのに押し入れを片付けいると
出てきました。
私の父や曾祖母に宛てた手紙も入っています。
大正4年の日付が微かに読み取れます。100年以上も
前の手紙なんですね。

その頃
広島県からはハワイに移住していった人が多くいて
曾祖母の姉妹もハワイに移住したようです。

もしかしたらハワイには私と かすかに血のつながった人が
居るかも知れないですね・・・・。
何だか会ってみたい気もします。

コメント
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