大好きなドラマの再放送が始まりました。
TBS系で関西では、放送されませんが、
TBS FREEで無料配信され、ネットで視聴でき、
来年から、TV契約やめようかと、真剣に考えますね。
大沢たかお主演の医療スペクタルドラマ、
現代と過去(幕末)が繰り返される、SFの要素もあり面白い。
再放送は3時間なので、配信も3話毎です。
幕末にタイムスリップした脳外科医、
大沢たかお演ずる南方先生も、生物学者の南方熊楠から?
コロリと呼ばれるコレラ菌が流行り、
感染症の知識もなく、ただ恐れられていたけれど、
南方先生の治療を疑いながらも、協力する緒方洪庵や、
南方先生に何かを感じる坂本龍馬だったり、
未知のモノへの恐怖や、既得権益者の保身は、
現代の新コロナと通じるモノを感じ、見入ってしまいます。
神は乗り越えれられる試練しか与えない、、、ドラマの台詞ですが、
完結編が2011年に放送されたので、震災以後に、
この言葉が、常に頭の隅にあるように感じます。
ドラマは2000年の東京から1862年の江戸にタイムスリップ、
たった138年で、これほど変わったのかと驚きながら、
医療は過去の経験や知識の元に成り立ち、
麻酔の無い時代には患者の痛みすら、
緩和させる注射の技術の無いコトに、気づかされます。
更に20年後の現代では、命の値段が気になります。
医療が発展しても、病気は増えるばかりです。
事故や犯罪も多く、戦争も終わらない。
ウイルスは完全に撲滅はあり得ず、共存しなければならない。
モノや時間、命にも値段がつけられ、
どんな高価なモノも、どんなに高額な時間給でも、
命にどんなにお金を注いでも、寿命はある。
野菜に旬が無くなったように、命があっても、
健康な身体や心は失っている。
それでも命は尊いけれど、
改めて生きることが何なのか考えさせられます。