雪姫鳥の独り語

雪姫鳥の山暮らし、日常に感じる事。
雪姫鳥のニットの紹介、旅した国の回想。
食べ物や子育て、雪姫鳥のエコライフ。

母の思いで

2016-08-01 09:31:58 | 記憶

 8月1日は母の誕生日

生きていれば83歳

初海外は、母と行ったグァム

この頃、46歳、元気だった

当時の私は21歳、ピチピチでしたね

インデオの服がお気に入りで、やはりヘアバンドしている

南田さん宅に住み込んですぐだったけれど

旅行は決まっていたので、休暇をとった

南田さんから、お母さんと旅行するのは、偉いと誉められた

母は43歳で再婚し、一年半ほどで離婚

家政婦として、病人の付き添いをしながら生計を立てた

この頃は、生活も安定し始めたと思う

この後もタイやロスなど、海外へツアーで参加したよう

旅好きは遺伝子なのかも

62歳で生涯を閉じたけど

女性の生き様を見せてくれた母

最期の4ヶ月は母に付き添ったので

思い残す事は無いけれど

食についての理解は、死に際でようやく

友人も多いと思っていたけれど

老後は兄と暮らしたいと言っていた

お見舞い客も多かったけれど

自分が出しているから、返ってくるだけと

その兄も亡くなったので

短くても楽しい人生だったかと

お金を頼ると、心が貧しくなり

かと言って、お金は必要最低限は要る

母のような強いパワーはないけれど

女性の自立は、彼女が最初の手本

大好きだった五木ひろしさんと

楽屋裏で言葉を交わせた事が

私が母への唯一のプレゼントだったと思う

 

 


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