雪姫鳥の独り語

雪姫鳥の山暮らし、日常に感じる事。
雪姫鳥のニットの紹介、旅した国の回想。
食べ物や子育て、雪姫鳥のエコライフ。

黒い画集〜証言〜

2020-05-10 08:42:51 | 映画、ドラマ、役者
自粛生活と言っても、週一の体操や温泉、道の駅の出店が無くなり、
春の出張を辞めましたが、お籠り生活の日々は、私の日常です。

新コロナ感染騒動の渦中、私の生活が変化したのはTV離で、
ネット中心の日々でしたが、昨夜は久しぶりにNHK BS ドラマでした。

大好きな松本清張作品で、再放送でもなく、谷原章介さん主演で、
好きな浅香航大さんが出演されているので、これは見なくてはと。

何度もドラマ化されているし、TVで内容説明見ても、
愛人と不倫を隠そうと、嘘の証言をする、
真面目な医者の苦悩を描いてますが、彼はゲイでした。

この演出に驚きました、まあ愛人位、バレてもどうって事ない昨今ですが、
社会的地位、妻、子供のいる男性にとって、ゲイは隠さなければならない。
単なる愛人なら、子供も成人しているし、隠すには無理な設定ですね。
原作は1959年ですから、愛人が女とは限らないは、現代風です。
そのベッドシーンも美しく、いやらしさも無く、良い作品でした。

共同脚本・演出が朝原雄三さんで、山田洋次作品で助監督を務め、
釣りバカでも数作品の監督をされており、今後の活躍が楽しみです。

この作品が地上波で流れるのか、興味ありますが、
世間の反応はどうなのだろうか?
まだまだ日本社会には馴染めないかな?
未だに同性愛を受け入れられない人、多いでしょうね。
他人ならともかく、身内にいたら恥と思うのでしょうか?

新コロナ感染でも、濃厚接触者が同性愛の人なら隠すでしょうし、
異性でも不倫相手なら、問題発覚するので、伏せるでしょう。
withコロナの時代、行動が監視される可能性もあり、
これもグローバルスタンダード の一つだと思う。
常識が変わると思うが、このようなドラマが普通に受け入れられると良い。

結末は、男は愛人を殺し、隠すために妻に殺されます。
妻は女として愛されなかった事が、許しがたい想いがあるようですが、
家族愛があったから、証言の嘘に至ったと思う。
個人の愛は所有欲のようなモノもあり、愛の容はそれぞれです。

それにしても、あべのマスク未だ東京以外は準備中のよう、
届くまで自粛要請解除しないのかな?





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