雪姫鳥の独り語

雪姫鳥の山暮らし、日常に感じる事。
雪姫鳥のニットの紹介、旅した国の回想。
食べ物や子育て、雪姫鳥のエコライフ。

安楽死と死生観

2020-07-25 15:14:22 | 思い感じる事
思いの外、雨量は少なく、お客さまに会いに出かけれたけれど、
昨夜、キャンセルの電話があり、2週間後になりました。
あちらの方は、大雨警報が出ているから、正しい判断だと思います。
明日は地域の草刈りの予定、今のところ弱雨予報だけれど、、、、、、


ALS患者さんの死が、積極的安楽死か、嘱託殺人かで、
その行為をした医師が逮捕されました。

スイスは1942年から、ヨーロッパではオランダ、ベルギー、レクセンブルク、
アメリカは6つの州、オーストラリアはビクトリア州、
カナダや韓国も、積極的安楽死が法律で容認されています。

本人の意思や、家族間の同意で延命治療を行わない場合の、
消極的安楽死は日本でも増えているが、法律で決めるのは難しいと思う。
だいたい、今の政治家達では無理だろうと思うし、
諸外国で容認する国が増えれば、日本もそうなるでしょうね。

個人的には、死生観を日頃から考え、意思表示が必要に思う。
生れつきの障害と、人生の途中から障害者になるのでは、
精神力も違うし、まだまだ障害者に偏見があるような社会を感じます。

パラレンピックも障害者のエリート達で、治療も器具も金次第です。

自分だったらどうだろうと考えます。
金銭的な社会保障があり、孤独感が無ければ生きれると思う。
手が動かないと編み物が出来ないので、成ってみないと分からないが、
意思表示ができて、パソコンが使えれば生きがいになるかなとか、、、
では、突然眼が見えなく成ったら、やっぱり死にたいと思う。

私ではなく、息子だったらどうだろうか?
それでも生きて欲しいと思うが、やはり本人の精神力と社会保障だろう。

安楽死を問うより、障害者が生きやすい社会が先で、
日本は隔離的な保障に感じるので、共生的な社会が理想で、
意識も税金の使い方も、まだまだ発展途上のように感じます。

安楽死も尊厳死も人それぞれの死生観で、個人的な問題です。
罪に問われれば、検察や司法が動き、多額の税金が使われる。
でも、容認すれば財産が絡む場合、事件性も増えるだろう。

道路が繋がり、、通信が繋がり、画一化された日本。
当たり前の日常が、コロナ禍や自然災害で、不安定なモノに成った。
思考停止のまま、組織に従っても、未来の保証はお金で買えません。

死が身近にある現実を、より意識して日々を暮らしたいと思う。

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