微妙な天気が続き、幻想的な日常。
シャワーを浴びるには涼しく、昨日は温泉に、
下界に霧はなく、つくづく自分の住む世界は異空間と感じます。
検温や人数制限にも慣れ、コロナ禍が日常的になってきたよう。
久しぶりの温泉の湯船は身体にしみます。
ツレや息子、自分の人生をしみじみと考えました。
15年間を一緒に暮らし、それぞれの生活になって16年、
一人暮らしの方が長くなりました。
ツレは早い時期から、道を求めてようやくたどり着いた一軒家、
昔は芸能界からの誘いも多く、何度かTV出演したようで、
最後にもう一度出てみたいと思っていたら、
ポツンと一軒家の撮影隊が、突然来たと言うから面白い。
息子は20代前半は華やかな芸能界と関わり、
普通とは異なる日常生活が続き、後半は治療の旅が始まり、
これも普通とは異なる生活をしている。
体調がどうであれ、自分で選んだ表現者への道だから、
何とかするだろうし、父親に似ているから、何とかなるだろう。
私はと言えば、コロナ禍のお陰で軌道修正できたと思う。
理想の共同体に関わりたかったけれど、場所は見つからなかった。
気がつけば、ここが理想郷かもと思う。
20年後には、ほとんどが空き家になるかもと思うし、
維持も難しいと思うが、未来に向けての想定は出来るし、
福祉行政に想いを提出しようと思う。
個展やFBのニットマルシェもカタチになれば、繋がるだろうし、
編むコトで生かされていると思えば、住めば都です。