もうすぐ敬老の日。昔は9月15日でしたね。
六十歳以上の人がしてもらいたい事は、お菓子などの贈り物より、会話などのふれあいだと言う、ニュースを見ました。逆に、二十代の人はふれあいより、贈り物をする人が多いという。
日本社会には贈答品の文化がある。昔、カナダのマンションのオーナーが、日本人に貸すと、お中元やお歳暮が頂けるのと、騒音を出したりしないので、日本人ばかりに貸していて、日本人ばかりが住む、マンションがあると聞いた。
昔、ポーラがあるパーティに行くのに、他の人にもらった物を持って行っていいだろうか、と悩んでいた。その品物はあまり、特別な物ではないようでした。日本社会では贈答品を金銭に換えたり、他に回すのは当たり前になっていたので、贈り物に心が入るというより、形式的なお返しだったり、贈答品の文化が日本にあるように思えた。
団塊の世代が一生懸命に働き、物質的に豊かになり、物より心を望んでいるようだけれど、次世代は物で済ませようとしている。忙しすぎて、あまり親子でふれあいの時間が持てなかったのだろうか?きっと、次世代の中にも、物やお金より、お父さんと遊びたかった人も多いと思う。