雨上がりの苔は美しいので、撮影したら、虹玉が写っていた。
技術のある人なら、可能なのだろうけれど、私は偶然。
これも、先週末から続いたミラクルのおまけのようです。
草引きで見逃すこともあり、毎日ではないけれど、
NHKの朝ドラは、再放送の『おしん』と現在の『なつぞら』を観る。
いじめ的な内容のおしんは、好きでは無いけれど、
今朝のおしんは、労働組合以前の働き手の声でした。
ミシンで怪我した人を見捨てようとする雇用主に対し、
ミシンで怪我したのだから、その人の治療や生活も面倒みるべきだと。
ミシンで縫ったモノに支払うのが常識という、雇用主も
妻であるおしんの意見に、納得させられる。
戦前の内容だけれど、さすが橋田壽賀子さんです。
なつぞらは、十勝の酪農家自体で営業許可を申請しようとすると、
乳業業界を守るために、国が無理な申請期日を儲ける。
酪農家にとっては、儲けるより味や質で喜んで感動される事が、
牛乳やバターを作る誇りだと言う。
農協や酪農家全員一致で、支庁に許可申請を提出し、
十勝酪農王国の原点なのだろうと思える。
時がたてば、初心から離れ金や権力でシステムも変わるだろう。
田中角栄が出てきて、富国強兵、金のバラマキが加速し、
自民党の権力が増し、拝金主義が蔓延し、今に至っている。
金銭的な苦労を感じずに、豊かに育った人達から始まり、
精神的な弊害から、病気や事件が頻繁に起き、
極め付けは、原発事故、気象異常、自然災害。
もう、他人事では無いと思う人達が政治に参加したのが、
れいわ現象だと思っています。
肥満体質のように膨れ上がった、権力の金の傲慢に怒り、
壊れても良いから再生を願う人が、増え続けている。
新しい時代も、長くなれば、また問題も出て来るだろうけど、
そうやって、個人が考えながら共生していくのが、
民主主義だと思います。