雪姫鳥の独り語

雪姫鳥の山暮らし、日常に感じる事。
雪姫鳥のニットの紹介、旅した国の回想。
食べ物や子育て、雪姫鳥のエコライフ。

朝ドラから見える『れいわ新撰組』

2019-08-07 08:49:04 | 思い感じる事
雨上がりの苔は美しいので、撮影したら、虹玉が写っていた。
技術のある人なら、可能なのだろうけれど、私は偶然。
これも、先週末から続いたミラクルのおまけのようです。

草引きで見逃すこともあり、毎日ではないけれど、
NHKの朝ドラは、再放送の『おしん』と現在の『なつぞら』を観る。
いじめ的な内容のおしんは、好きでは無いけれど、
今朝のおしんは、労働組合以前の働き手の声でした。
ミシンで怪我した人を見捨てようとする雇用主に対し、
ミシンで怪我したのだから、その人の治療や生活も面倒みるべきだと。
ミシンで縫ったモノに支払うのが常識という、雇用主も
妻であるおしんの意見に、納得させられる。
戦前の内容だけれど、さすが橋田壽賀子さんです。

なつぞらは、十勝の酪農家自体で営業許可を申請しようとすると、
乳業業界を守るために、国が無理な申請期日を儲ける。
酪農家にとっては、儲けるより味や質で喜んで感動される事が、
牛乳やバターを作る誇りだと言う。
農協や酪農家全員一致で、支庁に許可申請を提出し、
十勝酪農王国の原点なのだろうと思える。

時がたてば、初心から離れ金や権力でシステムも変わるだろう。
田中角栄が出てきて、富国強兵、金のバラマキが加速し、
自民党の権力が増し、拝金主義が蔓延し、今に至っている。

金銭的な苦労を感じずに、豊かに育った人達から始まり、
精神的な弊害から、病気や事件が頻繁に起き、
極め付けは、原発事故、気象異常、自然災害。
もう、他人事では無いと思う人達が政治に参加したのが、
れいわ現象だと思っています。

肥満体質のように膨れ上がった、権力の金の傲慢に怒り、
壊れても良いから再生を願う人が、増え続けている。
新しい時代も、長くなれば、また問題も出て来るだろうけど、
そうやって、個人が考えながら共生していくのが、
民主主義だと思います。


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