ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

一歩先へ

2021年03月15日 | ゆきちゃんの日記
由紀子さん、ショートステイから
ご帰宅です。

そのショートステイについて
4月から新しいことへ
挑戦することになりました。



今までのショートステイは
区分5と6の人が対象で
夜間の職員さんは夜勤体制の施設です。

つまり、職員さんが
一晩中起きていてくれると
いう事です。



由紀子がショートステイの
利用を始めた頃は
強度行動障害の症状が強く出て
不眠の症状もあって
夜中に泣いたり、暴れたりする可能性が
あったので
この施設でなければ
利用は無理だったんです。

でも、利用を始めて6年
最近はほとんど
夜中のトラブルは無くなりました。

目を覚ましても
一人で布団の中で
独り言をいいながら
過ごせるようになりました。

それで、同じ法人内にある
夜間が宿直体制の施設で
ショートステイを利用してみようと
いう事になりました。

今日、その施設に行って見学をして
4月からの利用を決めてきました。

同じ法人の施設なので
宿直の職員さんは
由紀子が慣れるまで
デイサービスの女子職員さんが
マンツーマンでついてくれることに
なりました。

感謝です!!
m(_ _)m



由紀子にとっては
大きな変化なので
受け入れられるだろうかと
心配をしたのですが・・・

今日いっしょに見学をした時
利用するお部屋を見て
由紀子さんのテンションはアップしました。


(嬉〃∀〃)ゞ

憧れのベッドです。(笑)


そういえば・・・
ショートステイの利用を始めた頃

由紀子は大きなお風呂が気に入って
それを楽しみに
いろんなことを乗り越えたのでした。

出かける前にかける言葉は

「大きなお風呂・・・いいねぇ~~?!」
d(≧▽≦*d)

でした。(笑)



今度はベッドだね!(笑)


「ゆきちゃんは、お姉さんになったから
ベッドで寝ることになったんだよ?!
いいなぁ~~~!
スゴイスゴイ (*´▽`V=人☆パチパチ」

これが今回の励ましの言葉です。


そして・・・

ショートステイ先の変更には
もう一つの目的があります。

由紀子の自立を考えた時
夜勤体制で強度行動障害の女性を
受け入れてくれるグループホームが
どうしても見つからないのです。

見つかっても別の法人だったり
今のデイサービスに通うのは
無理な場所にあったりするので
デイサービスを
別の施設に変わらなければなりません。


昼間も夜も変更すれば
由紀子が荒れるのは
目に見えています。



それを、ずっと今利用している
法人に相談をしていたのですが
やはりどうにもならなくて・・・

もう八方ふさがりの状態だったんです。
ヽ(´ω-`;)ハァ━ァァ..



それが
由紀子が宿直体制の所で
ショートステイができるようなれば
いくつかのグループホームへの
入所が可能になるかもしれません。

小さな希望の光です。


今までの私だったら
ショートステイの場所が変わって
由紀子が戸惑ったら
また荒れるかもしれない・・・
と、いつも二の足を踏んでいましたが

もう、そんなことはしません。

内心はドキドキですが
由紀子の力を信じて
一歩先に進みたいと思います。

がんばれ、由紀子!!

がんばれ、私!!!!(笑)

=END=

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