補聴器の体験をして
最初は気に入った様子だった
じーじですが
翌日、アパートを訪ねてみたら
補聴器はケースに入ったままでした。
ばーばの言う事には
私が帰ってしばらくしたら
外したいと言い出して
そのまま、もう付けたくないと
言っているそうです。
どうして?
と、聞いてみたのですが
ばーばの声ばかりが響いて
うるさい!
のだそうです。(笑)
二人暮らしですから
ばーばの声だけが聞こえるのは
仕方がないと思うのですが・・・(笑)
本当の理由は
それだけではないような気がします。
じーじの気持ちの中には
88歳の自分は
生い先が短いのに
こんな高価なものを
買うのは無駄だと
いうこともあるようです。
冗談のように
「買った次の日に
死ぬかもしれん!」
と、言っていました!
それに、じーじは
入れ歯も
ずっと口の中に
入れておけない人で
今でも食事の時だけ使っています。
だから、耳の中に
何かが入っていることも
耐えられないのかもしれません。
聞こえないのは不便だけど
デイサービスやヘルパーさんたちは
分かりやすいように
声をかけてくれるから
それでいいのだそうです。
それがじーじの選択ならば
尊重したいと思います。
残念ですが
補聴器は断念することにします。
耳の聞こえにくい人と
話すときには
耳の横から話しかけるよりも
正面から話しかけたほうが
伝わりやすい!
これは補聴器のお店の人に
教えてもらいました。
これからは
じーじの顔を見ながら
話すように心がけようと思います。
お借りした機械は
紛失や壊した時には
全額弁償することになっているので
即座に返却してきました。
(;^_^A アセアセ
買わないことになったから
書きますけど・・・
両耳で33万円です。
( ^ _ ^ ; 汗汗汗汗
中には車一台分の値段の
補聴器もあるそうです。
ビックリのお値段でした。(笑)
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