今日は所属している自閉症協会の総会でした。
託児が準備されていて
ボランティアさんがマンツーマンで見てくださるので、
由紀子も一緒に参加しました。
ここで由紀子は久しぶりに
お友達のKENちゃんに逢いました。
KENちゃんは2年前まで
由紀子と一緒に島の学校の特殊学級に所属していた男の子です。
先に島を出て長崎で中学生になっています。
顔を見るなり由紀子は彼に合言葉を投げかけました。
以前の学校で彼らは2人にしかわからない合言葉で
コミュニケーションを取り合っていたのです。
でも、その言葉に彼は何も反応をしませんでした。
忘れてしまったようなのです。
由紀子はその瞬間から耳を押さえ
「KENちゃん、嫌いなの!」
と完全拒否の姿勢をとり始めました。
やれやれ!おなじ自閉症でも、
あなたのように何でも覚えているわけではないんだよ!
母親同士は笑ってみているしかありません。
そのうち、由紀子もあきらめて一緒に昼食を取りました。
でも、ちょっとすねている由紀子です。(笑)
ところが食後に会場のソファーで
くつろいでいる由紀子の姿を見ていたKENちゃんがいいました。
「ドンばら、ドンばら ポーンポン!」
これは、お腹が出ている由紀子のあだな
「どん腹」の歌です。(爆笑)
KENちゃんが思い出したのです。
由紀子はその歌を歌い返しながら
(⌒ー⌒) ニヤリ。
それから二人は以前のように、
程よい距離を保ちながらいい関係を持ち始めました。
よかった!・・・めでたし!めでたし!ですね(*^。^*)
でも・・・・2年間の空白を埋める思い出が
由紀子の大きなお腹だったとは・・・。
もうちょっと、いいイメージはなかったんかい?(笑)
=END=
託児が準備されていて
ボランティアさんがマンツーマンで見てくださるので、
由紀子も一緒に参加しました。
ここで由紀子は久しぶりに
お友達のKENちゃんに逢いました。
KENちゃんは2年前まで
由紀子と一緒に島の学校の特殊学級に所属していた男の子です。
先に島を出て長崎で中学生になっています。
顔を見るなり由紀子は彼に合言葉を投げかけました。
以前の学校で彼らは2人にしかわからない合言葉で
コミュニケーションを取り合っていたのです。
でも、その言葉に彼は何も反応をしませんでした。
忘れてしまったようなのです。
由紀子はその瞬間から耳を押さえ
「KENちゃん、嫌いなの!」
と完全拒否の姿勢をとり始めました。
やれやれ!おなじ自閉症でも、
あなたのように何でも覚えているわけではないんだよ!
母親同士は笑ってみているしかありません。
そのうち、由紀子もあきらめて一緒に昼食を取りました。
でも、ちょっとすねている由紀子です。(笑)
ところが食後に会場のソファーで
くつろいでいる由紀子の姿を見ていたKENちゃんがいいました。
「ドンばら、ドンばら ポーンポン!」
これは、お腹が出ている由紀子のあだな
「どん腹」の歌です。(爆笑)
KENちゃんが思い出したのです。
由紀子はその歌を歌い返しながら
(⌒ー⌒) ニヤリ。
それから二人は以前のように、
程よい距離を保ちながらいい関係を持ち始めました。
よかった!・・・めでたし!めでたし!ですね(*^。^*)
でも・・・・2年間の空白を埋める思い出が
由紀子の大きなお腹だったとは・・・。
もうちょっと、いいイメージはなかったんかい?(笑)
=END=