ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

複雑な思い

2014年05月19日 | ゆきちゃんの日記
今日、Fさんの告別式に参列してきました。

19歳のお誕生日を待たずに
旅立ってしまいました。


私は親の会に入会して
まだ数年しかたっていないので
亡くなったお嬢さんとは
面識がありません。

でも、お母さんが
自分の生活のほとんどを
寝たきりだったお嬢さんの
介護の為に使っていたことは
知っています。


19年間ずっと一緒だった娘が
旅立ってしまった・・・

彼女はこれから
どのようにして
その淋しさと向き合っていくのでしょうか?


そう思うと、つらいです。



遺影のお顔が若くて・・・

由紀子と年が近いので
つい顔がダブってしまって
胸が苦しくなりました。



出棺前のお別れのとき
弟さんが号泣して
棺にすがっていました。


みんなに愛される存在だったんだなぁ~

そう思いました。





こんなことを書くと
叱られてしまうかもしれませんが


由紀子の将来を考えた時
不安に思うことが多すぎて


いっそ私が元気なうちに
由紀子を看取ってやれたらいいのに!

と、つい思ってしまいます。

注)殺すとかの意味じゃないですよ!!
念のため!!(笑)



私の身勝手な思いだということは
重々わかっていますが、
いろいろ思いを巡らせて
最後にたどり着くのは
いつもそこなのです。



由紀子が幼いころから
そんな思いはあったけれど

昔は漠然と、
「かわいそうだから!」
それだけの思いでした。


でも、今は
現実の厳しさを実感して
本当に先の見通しが立たない
絶望感からの思いです。



そんな思いを抱えていた時に届いた訃報でした。


ショックでした!



19歳・・・若すぎる!!


そう思った時

だったら、何歳ならばいいと
思っていたのか?

と、問いかける自分がいて・・・

そして、
何も答えられない自分がいました。




由紀子が突然
手の届かないところへ
消えてしまったらどうしよう・・・

もう触れることも
見ることもできないなんて・・・

想像しただけで
怖さに心が震えます。



だからと言って
将来への不安が消えたわけでもなく・・・


相反する思いの中で
途方に暮れる母です。



・・・・あぁ~!!
私よりもっとつらい夜をすごしている
母親がいるんだった・・・・


=END=
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