真の動物福祉牧場を目指して

Say (聖) 三

 「食」は私達の命を支えてくれるモノで、もちろん「食」自体も生きています。 それは有機物で植物の光合成と、土の微生物達によるミネラリゼーションによって創り出されます。

 更にそれは腸内細菌によって消化され、一旦肝臓で処理されてから全身の細胞へ回されます。

 そうして「食」は細胞の活動を支え、脳や心臓以外の細胞は常に再生分裂しているのでそれも支えます。 この分裂が上手く行かないと老化し、人間はまだその劣化を食い止める有効な術を確立しておりません。

 

 もちろんそれに経(つな)がるヒントは多く得られていて、当然それには「食」が大きく関わって来ます。 人間の老化すなわち病変の原因は、99%以上が栄養不足に因ると解ってきており、最も重要な栄養素が超微量ミネラルだというコトも突き止められて来ました。 ミネラル以外の栄養素は体内(腸内細菌も含む)で合成出来るので当然の帰結なのですが、生体の必須ミネラルが何種類かは未だに大きな論争の的です。

 おそらくは海水に含まれる80数種がその答えかと思われ、実際に作物に海水を与えると元気に育ちます。 これにはもちろん塩害を起こさなくする微生物資材を併用する必要があるのですが、こうしたミネラルと植物の橋渡しを行う微生物の働きが食料生産を根底で支えていると言えます。

 

 さて、ここで「Sayの物語」に入りますと、トゥルクの特殊能力として微生物達とコミニュケーションを取れ、彼等を善い共生に導けるという設定で通して来ております。 これはマンガ「もやしもん」の主人公やナウシカにも共通し、現実でもそうした「生命の触媒」としての能力を備える人は存在するかと思えます。

 それは育成波動と関係していると思え、それが水のクラスター活動を活性化させてミネラリゼーション効率を高め、微生物はより多くの超微量ミネラルを取り込めてDNAの発現領域が広がるのではないかと予想します。

 

 こうしたアイデアはまだフィクションなので物語でしか描けませんが、小説で何を書いても学会で槍玉に上げられたりはしないので気楽です。 私の小説はいささか型破りかも知れませんが、「小説は解体される必要がある」という格言も古くから在ります。 これは、作者が物語を書く理由とその背景をしっかり公開する義務があるとする考えで、ブログではそれが用意に行えます。

 更にブログでは参加型の小説作りも可能であり、未来の小説形式がここに在るのではないかと思います。

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