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永久凍土が溶けているのはテレビで知っていましたが、爆発までしているとは知らず、昨日図書館で「地球温暖化」の本を読んで知りました。
このキーワードで検索すると200冊も出て来て、その中で一番新しい「ニュートン」(有名な科学雑誌)の「地球温暖化特集」を読みましたが、そこにはより巨大なクレーターも載っていました。
この「爆発」はどんどん頻度を増している様で、とうとう地球は「ティッピング-ポイント」を越えてしまったみたいです。
こうなるともう後戻りは出来ず、昨日のNHKスペシャルでも「灼熱地球」の未来は避けられないとしていました。
それは未だに戦争なんかをして、莫大な化石燃料を爆発させている人類の宿命であり、国連総長は「経済活動を根本から見直すか、破滅するかだ!」と訴えておりました。
この発言は些かヒステリックに聞こえますが、国連が対立の場になって全くまとまらないコトへの苛立ちが現れているのかと思います。
ロシアと中国は戦争経済をどんどん伸ばし「一国主義」へと突き進んでおり、インドも国際協調より自国の経済発展を優先させている観があります。
「経済活動を根本から見直す」とは即ち、化石燃料をこれ以上爆発させないコトを指すのでしょうが、いきなりそんな産業革命前の暮らしに戻れる訳もありません。
その暮らしは大河ドラマで言えば「青天を突け」の頃で、インドではそんな昔ながらの暮らしをしている人がまだ数億人も居ります。
しかし彼等もどんどん「経済活動」に参加して来ており、その流れを止めるコトは不可能に思えます。
いやしかし、彼等には経済の他にも「希望の光」はあり、それは伝統的な宗教がまだ生きている点です。
たとえ経済的にウォッシュアウト(経済用語)されたとしても、ヒンドゥーの神々の夢と一体化するコトは可能で、むしろ仕事なんかしないでそっちに専念する方が彼等には幸せなのかも知れません。
こうした「回帰熱」はかつて(60年代)、先進国の若者の間に「ヒッピー-ムーブメント」を巻き起こしたコトがあります。
今はロシアの若者が大挙して国を捨ててヒッピーに成っているので、もう一度「インド-ブーム」が起きたら善いと期待しており、もし起きたらぜひ参加したいと思っております。