この部隊はアメリカのCIAと提携し、インド内閣情報局の直轄で動いています。
インド軍内ではビスカ(万歳)大隊と呼ばれ3~5千人ほど居るとされ、通称はスペシャル-フロンティア-フォース(SFF)です。
Youtubeで一躍有名に成ったリタメイは、この秘密部隊からスカウトされます。 これはリタにとって「渡りに船」で、彼女はスラムでは余りに有名に成って居ずらくなったので、外の世界へ飛び立ちたいと思っていました。
SFFに入隊した時リタはまだ13才で、彼女はスパイの英才教育を受けます。 そこではまず英語と中国語の習得に重きが置かれ、リタは若い分早く覚えます。
次に重点が置かれたのは飛行訓練で、これはパラグライダーからセスナまで、あらゆる飛行を体得します。
ここで近未来の飛行機として、「風の谷のナウシカ」が乗っている「メーヴェ」の様なエンジン付きグライダーを、インドが開発したと描きます。
リタは身体の小ささが買われ、この試作メーヴェのテストパイロットとなります。
まだ未完成のメーヴェで飛ぶのは非常に危険でしたが、リタは合気道で鍛えた体幹の力で見事に乗りこなします。
彼女は自由な翼を手に入れ、それはレーダーには映らないので、自在にヒマラヤ山脈を越えてチベットへ行ける様になります。
そこにはSFFの大半を占めるチベット人工作員がすでに潜入しており、リタもその特別なフロンティアでの戦力となります。