ゆっちゃんは今頃お月様にいるんでしょうか、虹の橋にいるんでしょうか。
現実逃避がしたくて薬をいっぱい飲んで寝ました。
起きたら夕方で、ぼんやりした頭で「ゆっちゃんのメロンを買いに行かなくては」と思いました。
そんな必要はもうないのだと現実に戻るまで少し時間がかかり、時計を見たら火葬の時間が迫っていました。
相方が帰宅し、6時近く葬儀会社から連絡が入り、ゆっちゃんを連れて行きました。
マンション近くに車を停め、車の中で火葬。
お骨を拾い、ゆっちゃんを小さな銀糸の箱に入れて帰って来ました。
なんだかこれが現実とは思えません。
夢を見ているようで、ゆっちゃんの部屋のドアを開けたらケージからゆっちゃんが飛び出て来るような気がします。
あと4回、同じ思いをしなければいけないんですね。
猫達の誰も失いたくないと思います。でもいつかは来る現実なんですよね。
ゆっちゃんには幸せもたくさん貰いました。楽しい想い出もたくさんあります。現実を受け止めてしっかりしなくてはいけません。
れんれんが心配そうです。
ああ、やっぱりれんれんなんです。こういう時は。
ゆっちゃんの事が大好きだったくぅちゃんが淋しげです。
猫達も解っているのかな。
さよならするのが哀し過ぎるので、しばらくお骨は家に置いておこうと思います。
2度とウサギさんを家族にする事はないでしょう。
ゆっちゃんが最初で最後。
でもペットショップに行ったらウサギさんを見ちゃうんだろうな。
ゆっちゃんがもういないという実感がわくのはいつなんだろう。
今は涙も出ませんが、その時には泣くのだろうか。
寒い夜です。
でも空は澄んでいて綺麗な星が見えました。
そんな夜空にゆっちゃんは登って行きました。
ゆっちゃんに心配させないように、オカンはしっかりしなければ。
頑張るよ、ゆっちゃん。