オークワドママの気まぐれ日記

穏やかな日々、憂鬱な一日、感動したあの日!ちょこっとお気楽に綴ります・・・。

バベル

2007年05月06日 | 映画・DVD
5月6日(日)

映画「バベル」

見た直後の感想は「暗い・・・つまらなかった・・・」

でも 何日か経って
「奥のふか~い映画で、後々、ちょっとだけいろんなことを
考えさせてくれる映画だった」と思えてきました。

舞台は日本とモロッコとメキシコ。
それぞれの場所でそれぞれの生活や事件!
そのバラバラの出来事が実はひとつになって結びつくというあらすじ。
http://babel.gyao.jp/


バベルといえば=「バベルの塔」の聖書の話を思い出す。
私の記憶では “人々が神を祈るのに大きな偶像を建てて(それがバベルの塔)
その偶像を拝んでいたので 本当の神が怒って、ある日突然、人々の言葉を違う言葉にして罰した” というものだったけど記憶どおりの話だったのか曖昧だったのでちょっと学習してみた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%99%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A1%94
うーん、そうだったのか・・・。(若干 違いも)

つまり、この映画「バベル」が伝えたかったこともこの辺りなのかな!?

国の違い、宗教の違い、言葉の違い・・・。
言葉が通じないと想いも簡単には届かない。
意思の疎通の難しさ、些細な誤解や行き違いで争いごとや悲劇を生む。

テロや拉致、そして繰り返えされる戦争

そんな規模で考えなくても 家族の中でさえ、
時々些細な言葉から誤解や争い事が起きてしまうもんね。