メラービアンの法則。
って、聞いたことありますか?
以前も別のブログへ、この記事を書きました。
メラービアンの法則とは、コミュニケーションスキルでよく使われる内容で、
心理学者のメラービアンさんが最初に説いたから「メラービアンの法則」。
この内容は以下の通り。
①appearance(表情、身振り、手振りなど)---55%
②tone of voice(声の高さ、抑揚など)---38%
③word(言葉)---7%
これは直接会って話をした場合の伝わり方です。
では、メールは?
そう、文字だけの情報なので、③言葉=7%しか、言いたいことが伝わりません。
絵文字が入ったメールなら、表情がつくから、55+7=62%かな?
では、電話は?そう、電話は②と③だけです。
声の調子や抑揚は伝わるけど、表情は見えない。
だから、38+7=45%なんです。
さて、何故こんな話を長々と書いているかというと、
つまり、
電話は直接話すよりも、表情付きメールよりも、伝わらない。ということ。
私の言いたいことを、たとえ100%話しても、
電話で話しただけでは、相手にはたった45%しか伝わらないのです。
半分も伝わらないのです。
まして、メールはたった7%しか伝わりません。
つまり、
誤解が生じても当然な訳です。
メールよりも、電話。
電話よりも、直接会う方が、より伝わる。
メールや電話でラチがあかない。。。と悩んでいる人がいたら、
こう伝えます。
「とにかく1回会ってはなしておいで」
って。
会って話すほうが、お互い誤解がなく伝わり、真意が伝わる。
そして、
お互い理解して、理解される状態になれる。
分かり合えた方がいいじゃん。
誤解しちゃうよりね。
物理的に会うのは不可能な人は、電話でいい。
その代わり、相手の言う話を、先入観を持たずに素直に聞いて、
まっすぐに聞いてあげて下さい。
相手を理解できたら、自分のことも理解してもらえます。
自分を知ってもらうための近道は、
相手を知ること。
相手を知ってはじめて、私の事を知ってもらう権利が得られる。
相手を知らないうちは、私の事を話す権利はないのです。
誰でもね。
誰もがです。
まずは相手の話を聞き、自分が理解する番です。
「うん、聞いているよ」
そんな相槌をうちながらね、聞いてごらん。
きっと、相手も心底思っている本音を話してくれるようになるよ。
きっと。
きっと。