ごちそうの木 タンザニアのむかしばなし
ジョン・キラカ 作
さくま ゆみこ 訳
西村書店
幼児~小学校中学年向け(9分)
「ントゥングル・メンゲニェ」
言うことが できますか?
久しぶりの むかしばなし
といっても 表紙の絵は Webで見ると
CG かと思うぐらいの 鮮やかさ
実際に 手に取ると その美しさがわかる
(ティンガティンガ・アート派って いうらしい)
現代的な アートで 彩られた むかしばなしは まさに
“The むかしばなし”
出てくる動物たちは
アフリカの タンザニアの サバンナの 動物たち
食べる ということでは・・・
その中で登場する “ごちそうの木”
その実を 手に入れるための なまえ
「ントゥングル・メンゲニェ」
現地の人たちには 簡単なようだが
(意味もステキ!)
日本人の 私には 難しい
動物たちの 苦労が 分かるわ・・・
素朴で ユーモアのある ストーリーから 感じられる
タンザンニアの人々の 動物たちの とらえ方や
自然の厳しさからくる “ごちそうの木” への憧憬
作者によると
語りの文化は 消えていきつつあり
昔話を見つけるのは 簡単ではない のだそう
こんな絵本で 語り継がれていって欲しいと 願う