ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

家庭訪問

2016-04-23 18:56:00 | 日記
子供たちが通っている小学校、今まで家庭訪問はなかった。

というか、年度初めの懇談会に出席すれば…
の話。

「懇談会でお会い出来なかった保護者の方にはお宅に訪問させて頂きます」
という、なんだかよくわからない脅迫じみたプリントがきていたので
進級してから初めての懇談会には
みんな万障合わせて出席していたのだ。

ところが去年から、なんの前振りもなく
当たり前のように「家庭訪問に伺わせて頂きます」というプリントが配布された。

だが、前もってこちらの都合を聞くでもなく
地域ごとに分けた訪問予定表を渡されたので
「いきなり来るって言われてもねぇ…」と
謹んですっぽかした。

なんでも、「ご不在の場合には、地域の様子を確認して帰ります」とのこと。
どうしても家庭を訪問したい!というワケではなさそうだ。

今年もまた、唐突に「家庭訪問に伺います」というプリントが配られた。

多分地域別なのだとは思うのだが
どうもうちが訪問順の一番最後で
しかも時間がタップリとられていることに
他意を感じずにはいられない。

きっと最近いろいろとスットコドッコイな次男について
お話しておかなければっ!ということがあるのだろう?先生。

予定は木曜日。やむを得ん。
時間を合わせて仕事を早退してこようではないか。
受けて立とう。
だが、自分が子供の時に家庭訪問に来られたことはあるが
親になってから来られたことはない。

(あ…長男が中1の時に、「1年生だけ家庭訪問がある」というローカルルールで
家庭訪問に来られたが、庭で立ち話で終わった)

同じ職場の家庭訪問経験者から話を伺うと
「じゃあ失礼します、ってどんどん上がってくる先生もいる」とか
「普通にお茶飲んでくよ?」とか
「出したけど手を付けなかった」とか
「玄関で失礼しますって立ち話だった」とか

もうホントにいろいろ、千差万別である。

自慢じゃないが、うちはいつも散らかっている。
人が来ることを想定していないからだ。
いきなり来られたって、ゴメンナサイするしかない。

とりあえず、玄関周りだけ「チャチャッと」整理し、
一見片付いているふうを装う。

後は、社交辞令にも「どうぞ」などとは言わないことだ。
うっかり本気にされて上がられた日にゃたまらない。

そして予定の時間…
インターフォンの音で、相変わらず臆病な銀太はベッドの下へ隠れ
私も一緒に隠れたい気持ちで応対する。

門の所で佇む先生。
玄関のドアを開けて「どうも~お世話さまです~」とこちらへ誘(いざな)い、
「スミマセン。玄関でいいですか?」とこちらから「玄関ステイ」でお願いしてしまった。

結局、話は10分程度で終わり、内容も学校の廊下で立ち話するようなことであった。

申し訳ない、先生。
たった10分の来訪のために、3時間(そんなに!?)かけて掃除をするヒマはないのだよ。


入るな!まだ掃除が終わってねぇ…


…私は存外、学校によく出没するので
先生とも元々結構喋る…

必要か!?家庭訪問!