こんばんは。
やっと、図書館戦争の原作本を文庫版で読み終えました。
あんまり戦闘シーンは派手に詳しく描かれてないんですね。悲惨なシーンもありますが。
何の為に銃を持つのか。命をかけて守るに値する本とは何かを、訓練の厳しさとか、銃の重さ、初めて銃を人に向けて撃った郁の気持ちなどに託して、言葉を狩られることの恐さを、キャラの過去や恋愛に絡めつつ丁寧に書いてました。
私も本好きだし、表現の自由を規制されることには怒りを覚えますが、表現の自由を逆手に取って誰かを傷つけてもいいとは思えないので、難しい問題です。知る権利と知られたくない権利、その都度人は悩んで答えを出していくしかないですよね。
ここからはダメと線引きしてはいけない問題だと思いました。
堂上と笠原の掛け合いは映像で見るより、自分で想像しちゃうからか、「うっわ~キャー」など叫びそうになるほどキュンキュンしました。子供や夫はまるで不審者を見るような目で私を見ました。
小説でキュンキュンするなんて、高校生の頃以来なかったことです。
高校生の頃、受験も近いというのに、親友がたまには休まなきゃとか言って、一冊のコバルト文庫を渡してくれました。
藤本ひとみさんの『月光のピアス』~ユメミと銀のバラ騎士団~という小説でした。
藤本ひとみさんの小説は読んだら止まらないし、出てくるヒーローキャラはカッコイイしで《藤本ひとみ中毒》なる現象が起こるから気をつけるように、と別の友人からの忠告は既に遅く、私は既刊のマンガ家マリナシリーズ、花織高校シリーズ、由里奈のキャスター物語シリーズ、カズマシリーズ、銀バラシリーズは最新刊まで集め、勉強などそっちのけで読み耽り、一人胸をときめかせては「キャー鈴影さん💕美馬さん💕」など叫んでいました。
ちょうど、近所にある祖父母の家の離れが静かで良いと勉強部屋にさせて貰っていたので私の声は、母屋の祖父母に気付かれず、一応受験勉強もしなければ危ないということはわかっていたから、小説を読めば、勉強、また小説、と勉強の量と時間は私なりに守っていたので、ダラダラ勉強するよりも、メリハリのある毎日を過ごして、キュンキュンしてたけど成績も何故か上がったので結果良かったです。
何事も集中して取り組むと良いと身をもって経験しました。
それにしても、我ながら物凄い中毒状態でした。
藤本ひとみさんについては、また別にお話する機会もあると思います。今日は『図書館戦争』です。
ビジュアルがしっかりと岡田准一さんと榮倉奈々さんたちキャストに固まっていたので、スンナリと世界に入ることが出来ました。
映画より糖分が増している堂上教官には何回も心臓を撃ち抜かれました。笠原郁が真剣に羨ましくなりましたよ😆
あんな風に認められて、でもいつも見守ってくれる強くて優しい男性は、やはり王子様です。郁が王子様を卒業しようと、堂上のキャラは王子様になってしまいますね。郁が王子様に相応しい姫になっただけです。かなり強い姫ですが…
続編は絶対希望します。スピンオフで柴崎と手塚のラブを映像にしなければ、画竜点睛を欠くというものです。監督は手を付けた責任をキッチリと果たすためにも柴崎💖手塚、堂上💖笠原を最後まで映像にしてもらわないと!
『阪急電車』で有川浩さんの小説の楽しさを知ってたのに、今まで図書館戦争の原作小説を読まなかったことが残念です。既にマンガにもアニメにもなっていたから、今更ブームに乗れないとか変に頑なになっていたみたいです。





映画とドラマでやたらと堂上の背が低いと文句言ってた私ですが、そもそも設定で郁の方が大きいのだから、堂上の背を高く出来ませんよね。
もっとも、映画でも小説でも、背が低いことなんて気にならない位、堂上はカッコイイので問題ナシでした。
映画の戦闘シーンを図書館内にしたことは、本を守るという図書隊の理念上どうかと思うけど、追い詰められたら図書館内での攻防も有り得るかもしれないから、細かいことをいうのは野暮ですね。
続編では岡田くんも腹を括って、糖度タップリの堂上になって欲しいです。

はじけてる二人もかわいい。

いつもの二人
またゆっくりと読み返そうと思います。
カモミール(カミツレ)ティーを飲みながら…(寝ちゃうかな)
読んでいただき、ありがとうございます。
では、また。