今日は6年生だけの授業参観日でした。
歴史から学ぶ人権問題。
『渋染一揆』
|
その時村人が書いた手紙やその様子を書いたものなどの資料から
村人の気持ちを想像しよう!
という流れで授業が展開しました。
黒船(くろふね)来航のため、江戸警備の費用がかさんで財政が苦しくなった岡山藩(はん)は、29か条の倹約令(けんやくれい)を出しました。とりわけ、「えた」とされた人々に対する命令は、衣類を渋染(しぶぞめ)か藍(あい)染に限るなど、差別を強めるものでした。これらの人々は、農業も行い、年貢(ねんぐ)も納めているのに、このような差別はがまんできないと、領内53か村が嘆願書(たんがんしょ)を出し、そのうち約半分の村から千数百人がたち上がったので、藩は倹約令を実施(じっし)できませんでした。
子どもたち一人一人が村人の気持ちを想像し
戦わずに身分差別を強行させなかったこの一揆をみんなで考えることができていました。
教室の展示作品↓
放課後、こーへーも先生も時間を忘れて描いた狛犬の絵
↓
みんなのお勧めの本↓
↓渋染めについて
渋と渋染されたシャツもsampleが展示されていました。