民主党の綱領の柱とも言える「共生社会の実現」。
一見差別や偏見もなく、皆が幸せに暮らせる社会と思いがちだが、全くのデタラメである。植民地支配、侵略支配を肯定しているのであって、それはかつて、アジア諸国を植民地支配した西欧諸国と戦った我が国の歴史を否定することにも繋がる。
共生社会とは侵略した国民の基本的人権さえも守らなければならないのであるから、侵略された側の国民としてはたまった物ではない。
しかし世界は民主化の流れと共に、侵略戦争というものが行われなくなったが、共産国家や独裁国家にはまだまだ侵略戦争への道筋が絶たれていないのである。
そんな危険な国家を尻目に、侵略を企てる民主国家があることも忘れてはいけない。
彼らは知恵をつけ、世界中から非難されることのない侵略方法を見つけたのだ。それが「共生社会の実現」なのである。
共生社会の実現の為には、まず侵略者たちの基本的人権を守らなければならない。次に侵略者の参政権を認めなければならない。この二点を下に、後はどんどん侵略者を移民させれば良いだけなのである。わが国はそんな共生社会実現国家として、世界中から矢面に立たされているのである。
戦後わが国の過剰なまでの内需拡大・平和国家への樹立というのは、やがて移民してくるであろう侵略者たちへの為だったかのかも知れない。
わが国の大都市圏で民主党の人気が高くなった背景には、この「共生社会の実現」が最大理由のひとつとも考えられるのである。
わが国はある時期を境に大都市一極集中が始まった。
農村や山村や漁村などから、こぞって仕事を求め大都市へ移住してくる者があとを絶たないでいる。大都市と言えど、そこには古くからの伝統や文化や秩序が形成されていたであろうが、移住してくる者にとっては慣れ親しんだ土地柄でもないわけで、古いものにはあまり関心が薄かったように思うだけでなく、邪魔臭さを憶えるようにもなっていく。そしてそんな移住者たちは、自身に都合の良い政治家を生み出し、古いものを守ろうとする政治家や永住者たちを排除してしまったのだ。
こうして大都市における伝統や文化や秩序が崩壊されることになるのだ。
この流れを汲み、本格的に日本国家の伝統や文化や秩序を崩壊さすべく立ち上がった者たちこそが民主党政権を支えているのだ。
「共生社会の実現」とは正に、改革だのグローバル化だのと先進的な発想ばかりを謳い続け、伝統や文化や秩序と言った後進的な物を一切無視し、そして崩壊に追い込んでいく考え方である。
こうした所謂"ならず者"が、蔓延ってしまった日本。
国家を愛する前に、生まれ育った大地や自然を心から愛する日本人が増えていくこと、そして伝統や文化や秩序が崩壊してしまった大都市生まれの若い人たちには、大地や自然がないかわりに、失ってしまった大都市ならではの善さを取り戻して頂きたいと切に願う。
「共生社会の実現」
絶対に実現させてはなりません。
さらにいうと、本来の"共生"とは・・・
日本に生まれ育つものとは人間だけではありません。虫や鳥、犬や猫、獣や草花、木々に至るまで、全てが共にこの日本の大地で生きていくこと、これこそが真の"共生"であります。
民主党の掲げる"共生"とは、人間本位の身勝手な発想でしかなく、そこに自然に対する奥ゆかしさや、日本の伝統や文化や秩序を守る意思がないことを意味します。
そして、この人間本位の身勝手な発想とは、まさに西欧的思想の象徴であります。
[GREE日記 皇紀:2673年8月16日より]
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