安倍首相 英ジョンソン首相と初会談 秩序あるEU離脱を要請
NHK 2019年8月26日
安倍総理大臣は訪問先のフランスで、イギリスのジョンソン首相と初めて会談し、世界経済への影響を最小限にとどめるため、EU=ヨーロッパ連合との合意に基づく、秩序ある離脱の実現を要請しました。また、両首脳は、EU離脱後に必要な2国間の貿易に関するルール作りに取り組むことで一致しました。
G7サミット=主要7か国首脳会議に出席するため、フランスを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の26日夜7時半ごろから、およそ30分間、先月就任したイギリスのジョンソン首相と初めて会談しました。
この中で安倍総理大臣は、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱について、「イギリスが日系企業の魅力的な投資先であることを強く期待する」と述べ、世界経済への影響を最小限にとどめるため、EUとの合意に基づく、秩序ある離脱の実現を要請しました。これに対し、ジョンソン首相は「円滑な離脱に努力したい。日系企業の利益には最優先で取り組みたい」と応じました。
そして両首脳は、EU離脱後に必要な2国間の貿易に関するルール作りに取り組むことで一致しました。また、北朝鮮問題をめぐり、拉致問題も含め両国の立場は完全に一致しているとしたうえで、北朝鮮が海上で物資を積み替えるいわゆる「瀬取り」への対策などでの協力を確認したほか、延期されていた外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2+2の日本での開催に向け、調整していくことで一致しました。
この中で安倍総理大臣は、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱について、「イギリスが日系企業の魅力的な投資先であることを強く期待する」と述べ、世界経済への影響を最小限にとどめるため、EUとの合意に基づく、秩序ある離脱の実現を要請しました。これに対し、ジョンソン首相は「円滑な離脱に努力したい。日系企業の利益には最優先で取り組みたい」と応じました。
そして両首脳は、EU離脱後に必要な2国間の貿易に関するルール作りに取り組むことで一致しました。また、北朝鮮問題をめぐり、拉致問題も含め両国の立場は完全に一致しているとしたうえで、北朝鮮が海上で物資を積み替えるいわゆる「瀬取り」への対策などでの協力を確認したほか、延期されていた外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2+2の日本での開催に向け、調整していくことで一致しました。
【 所 感 】
結局のところ、安倍総理にとっては、英国の指導者として新たに就任したボリス・ジョンソン首相に対して、「北朝鮮」という文言を引き出すことによって、日本国民に一定の評価が得られた、といってよく、流石、「外交の安倍!」といったところでしょうか(笑)
さて、外務・防衛においては、赤ん坊レベルであるわが国にとって、まさに餓鬼レベルである経済界に期待したいところではありますが、やはり餓鬼は所詮、餓鬼であり、いずれボロが出てくると、一気に世界各国から笑いものとなるは世の常といえます。
願わくば、10年後、20年後に於いても日本国が、世界の主要国としての立場を維持し、サミットに参加できていますように…。
PS、結局のところは、日本を評価するのは日本人に非ず、グローバル社会の中では世界が日本を評価するのです。ですから、国内世論がいくら安倍政権を評価していようとも、そんなものは全くと言って評価の基準にはない、ということを自覚しなければなりません。
そして、それこそが、グローバル的社会秩序を目指す安倍政権の本質といえます。
【 こっそり動画 】
【グローバル化】世界の中の日本