雲の向こうの空

立ち上る雲の向こうの空 いかん
見上げしもののあわれとぞ思ふ

レグザリンク to PlayStation3

2010年06月05日 | コラム


DLNAで録画テレビを観るために使われることの多い小生のPlayStation3(CECH-2000A)の問題点は、リモコンが2つでめんどくさいという問題を抱えていた。PlayStation3のコントローラはBluetooth対応で、赤外線通信のテレビのリモコンと違い、コントローラを信号受信分へ向けなくても操作できるため便利であるが、電池のもちが悪いのと、その対策としてコントローラの電源を10分で自動的に切れるようにしているため、不便であった。リモコンとして使用するなら、電池は1年くらいもって欲しい。


ちなみに小生のテレビは、東芝の32A8000である
値段相応の機能を有した、液晶テレビである。ワイドXGAだから、フルHDを体験してみたい。というか、DLNA対応のテレビを購入していたらどうだったのだろうと想像することもある。


HDMI-CECの機能を利用して、テレビからPlayStation3を操作する。機能を有効にするには、テレビ側の設定とPlayStation3の設定をしなければならない。特に難しい設定は必要ない。(40R9000の場合はこちら)


PlayStation3側の設定は、XMB(クロスメディアバー)の設定→本体設定→HDMI機器制御を[入]にすればよく


テレビ側はレグザリンクボタンを押して、レグザリンク設定→HDMI連動設定→HDMI連動機能を[使用する]にすればよい。ここに関連機能の設定があるから、好きなように設定できる。


テレビのリモコンからできることは、次の通り

  • 電源を入れる
  • 十字キー操作
  • 決定(○)
  • 戻る(×)
  • 動画再生時の頭出し

その他、テレビ側の設定で付加される機能は、次の通り
  • テレビの電源を切るとPlayStation3の電源も切れる
  • PlayStation3の電源を入れるとテレビの電源も入る


32A8000の場合、テレビのリモコンからPlayStation3の電源を入れるのは、少しめんどくさい。入力切替でPlayStation3が接続されている入力画面を表示して、レグザリンクボタン→▲機器操作→電源を選択する。この方法で電源を切ることもできる。機器操作リストには、電源以外にもさまざまな項目があるが、電源以外は使えない。すごく残念だ。


ボタンが○×と十字キーにあたる機能しかないため、映像を見る場合、シーンサーチなどの機能がテレビのリモコンからは使えないし、インターネットなどコントローラの機能をめいいっぱい使うような場面では、不便を感じるでしょう。そういう場合は、残念ながらコントローラが必要になります。


動画再生時の頭出しは、レグザリンクボタンを押すと、[青]でできます。。


DLNAで録画テレビを楽しむ場合にのみ、恩恵が受けられるものと割り切る方がよいでしょう。小生は持っていませんが、torneを使用する場合などは、不満が多くなるのではないでしょうか。DLNAでネットワークを通すとかなり再生機能が制限されるので、リモコンの機能がこれくらい制限されても、問題ないです。
どちらかといえば、DLNAを通じて、録画予約とか録画映像の削除ができるといいのですが


家電製造業者って、便利な機能をいろいろ準備しているようで、これ欲しいなと思う機能の開発が遅かったりする気がする。3D対応テレビを発売する以前に、DLNAの遠隔操作機能を充実することはできないのかと訴えたい。まっそんなことすると売上台数がへっちゃうとか思ってるんでしょうね。


致命的な不満を発見しました!


映像リストをスクロールするのに、ボタンを何回も押さないといけない。コントローラだと滑らかに動くのに、残念です。