ラヂオ惑星モルファス

森友問題に思うこと④

森友問題が大きく動いています。決裁後の文書が国会提出のために書き換えられていた!・・・要は答弁との整合性を取るためなんでしょうが、まあ普通あり得ない話しです。
これまで、3回ほどこのブログで取り上げ、第3回目は『(前略)この問題を立件して追求するのはほぼ困難でしょう。具体的な犯意や行為を示す物的な証拠が存在しないからです。この件は安倍首相案件です、とか安部夫人案件です・・・と言われるだけで役人は全部忖度します。忖度しても外形的には全て合法的な手続きを踏む形を作ります・・・そうしないと役人自身に累が及びますから・・・から「犯罪」を証明することは不可能ですし、適切な手続きを証明する書類以外は全部廃棄してしまえば一切罪には問われないでしょうね。
しかし、結局は権力者のために国民を欺き国民の財産を私消したことになります。おそらく、心の中に重く澱んでいるはずです。(後略)』と書きました。
残念ながら、そうした正直な役人の一人が自殺してしまいました。
首相や首相夫人ばかりでなく、この件に関わってきた政治家たちは、末端の役人の命をどう思っているのでしょうか?また、ひたすら朝日を攻撃して政治家を擁護してきた右翼の方々はどのように受け止めているのでしょうか?
多分これらの方々は、この公務員の死を少しも重く受け止めてはいないはずです。場合によっては、政治家の関与に関する記述削除など、最近の動きのきっかけになったことを捉えて、新聞を攻撃していたような右翼関係者の方々がご遺族に嫌がらせをしかねないのではないかと危惧しています。
嘘は必ず何処かで見つかります。もしも見つからなくても嘘だと知っている人がいる・・・ということは落ち着かない気分にさせることでしょうね。
以前にも書いたとおり、国民の大多数は何が嘘で何が本当で、最も悪いことは何なのか分かっているのではないでしょうか?

先ほどの③の引用の前段と関連しますが、今回書き換えられた下の決裁文書には、特別な案件とか関与した政治家の名前とかが記載されていて、それが国会提出文書では消されている・・・とのことですが(今日の午後その辺が分かるのかな)
これこそ、通常あり得ない話しです。先の引用のとおり役人はそんな具体的なことは書かないのが普通です。もし、本当に書いてあったなら、良心を失わない財務省の役人が敢えて書き記したとしか考えられません。
そんな「特別な案件」「政治家の関与」などは通常なら絶対に書かないですね。決裁を受けるときに口頭で説明すれば済むことですから・・・というこは、役人の精一杯の抵抗だったのかもしれませんね。

自殺された財務省職員の方のご冥福をお祈りします。

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