気になった本があります。『時給はいつも最低賃金、これって私の所為ですか?国会議員に聞いてみた。』
著者はフリーランスライターで、お金なし、さらにコロナ禍でバイトをクビになってしまったという、和田静香さん。聞いた国会議員は立憲民主党の小川淳也議員。最初は何を聞こうとしているのかすら全くわからない「庶民」に絶句する国会議員。
和田さんは大変な勉強をされたようです。様々な政策課題などを勉強するために・・・つまり、国会議員~政党が語りかけている事柄は、国民は大変な勉強をしなければ解らない事なんです。どの党の国会議員でも結構、本当に国民と話し合ってください。話し合うことから民主主義は生まれます。
共産党も立憲民主党も、もっと国民に解るような言葉を語れる集まりだ・・・ということを解りやすくアッピールしてください。つまるところ、「共産」「立憲」といったカビの生えた名前を捨てること。
「自己満足の党名」からでは国民の目を惹き付けることは出来ません。政党を作ったらそれは「AKB」「乃木坂」「キスマイ」・・・こうしたタレントユニットと同列に戦えるくらいの「力」を感じさせるようなネームであることが必要だと思います。「〇〇党」に拘ることはない、「市民の力」などといった市議会みたいな名前でも良い、「フリーダムパーティ」なんて英語まがいの名前でも良い。日本には「緑の党」は無いけれど、「党」を使うならこうした柔らかく力強い名前にすべきです。
そして、下らない利害関係や自己満足的なプライドに拘って党派を割らないこと。党派の離合集散を見ていると、私には実に下らない利害関係と些末なプライドだけでくっついたり離れたりしているようにしか見えません。つまり、「国士」として天下国家を導こうとするような壮大な理想、柔軟な合理主義、妥協を厭わない人物の大きさ・・・を誰からも感じません。少なくとも政治家となり、見ず知らずの庶民から「自分の名前」を書いて貰おうとする政治家なら、それくらいの人物を目指せ・・・と言いたい。
取り敢えず・・・ですが・・・この本の繋がりから立憲民主党の代表選挙では、小川淳也議員に注目しておくことにします。