エックハルト説教集少しだけ読みました。
最初から非常に痛快です。イエスが神殿から商人を追い出した話から始まる。
神の側が決めるのだから、何かしたから、あるいは何をしなかったからといって神が何かそれなりの施しをすることはないと言い切っている。
これはキリスト教においても原理的な話だと思う。つまり祭式主義の否定である。
たくさん祈れば、たくさん供物を捧げれば神が助けてくれると言うのは違うと、エックハルトは言う。そもそも神へ捧げる物でさえ、神がもたらした物なのだから、元々神の物であってそんな物不十分だという。
とりあえず早く全部読み終えたいと思う。
今日は短めで終わる。