物事が進まない時安易に努力が足りないとか意志が弱いとかって理由に飛びつかないことだ。
頑張ればなんとかなるとか思わないことだ。
できる限り楽にできるようにしなければならない。
つまり努力しなくてもできるようにシステム化することだ。
マニャーナの法則は本当にいい本で、別にビジネスじゃなくても人生の全てにおいて使える。
最も根本的なのはクローズドリストの存在である。
基本的に今日のクローズドリストに書いてないことはやらないというたったそれだけのことが1日を生きる上で精神衛生上とてつもない影響を及ぼす。
しかし多くの人はクローズドリストとオープンリストがぐっちゃぐちゃに混ざり合っていて、今日やることから、やりたいこと、やらなきないけないこと、やらなくてもよいこと、全てが混ざったようなリストが頭の中にあるわけで、そりゃ1日の達成感って無いよなと思う。
なんかもっとできたような気がするし、そもそも今日やったこれは本当に今日やるべきだったのかとか、いまいちふわふわした感じになってしまう。
ticktickプレミアム1年分買いまして、ticktickのリスト機能を半ばオープンリストのように使ってます。
やるかやらないか分からない、まだタスクになっていないものはリストとして追加して、その中から手をつけられそうなものを更に具体的な行動に変わるようタスクに分解。終わったらリストをアーカイブすればいっちょあがり。
タスクとして登録するよりも気が楽です。
具体的な行動に移るときに初めてそこでリストの中にタスクを作ればいいんです。
また脳を騙す必要もあります。
意識をずらすとはファーストステップを可能な限り楽にすることです。
どうしても勉強しなきゃいけないのにできないなど誰でもあると思う。
例えば問題集を解くというタスクはまずいです。タスクリストに書くなら1問だけ解くとかにすべき。
なんなら目次を眺める、本を目の前に置くとかでもいい。
いやそんなことかよ、と思うかもしれないですが、本当に大事なことです。脳を騙すことを覚えないとひたすら努力に拘泥することになる。
大抵の人は参考書を読むとかタスクリストに登録して永遠にチェックがつかないで放置。僕も経験ありますし、誰でもあると思います。
それで期限切れのタスクを見て、そんな簡単なことがなぜできなかったのかと思いだし、結局努力が足りなかったと落ち込む。
絶対に終わるように、明確に具体的にすること。
そして、クローズドリストに書いたこと以外絶対にやらないと決めればできることから始めて必ず目的通りに終わらせることができる。