久しぶりに林隆三さんにお会いした。
今日は『エクレール-お菓子放浪記』が宮城県内で初めて上映。
その舞台あいさつに林さんは立たれた。
ロビーで数言会話もできた。
今後、奥州市などで宮澤賢治童話の朗読公演が予定されているとのこと。
私としては、多くの人命、矢本や野蒜海岸の松原を失った東松島市で『虔十(けんじゅう)公園林』『雨ニモマケズ』公演を実現したい。
わが友人・知人も被災している。
協力者探しも含めすべてはこれからだが。
ところで、映画撮影の舞台は、旧登米尋常小学校校舎(登米市)、北上川原・日和山公園・岡田劇場(石巻市)、大崎市など宮城県内の5市町。
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石巻の亀山市長もクライマックスの「のど自慢大会」の審査委員長として出演。
そもそもは、岡田劇場を皮切りにロードショー公開が始まるはずだった。
しかし、劇場は東日本大震災で全壊。
出演者等の舞台あいさつ前にステージに立ったゼネラル・プロデューサーの鳥居明夫さん(シネマ東北社長)には、万感の思いが去来したようだ。
私としては、強く共感する。
むしろ、映画よりもそちらに感動したと言っていい。
とにもかくにも、人々の心に深く沁み入る作品が、宮城の地を舞台に製作され、発信されて行くことはすばらしいことだ。
林隆三さんは「世界全体が幸せにならないと個人は幸せにならない。今まさにそんな気持ちでいる」と語り、出演料は「石巻への恩返し」として市にすべて寄付したと記事は伝えている。
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