7月13日(日)は、一本杉登山口から姫神山に登ってきた。
姫神山 1123.8m 【東北百名山】
前泊(車中泊)の『道の駅-遠野風の丘』をノンビリと出たので、登山口に着いた時には6:30近くになっていた。
(それにしても遠野からここまでは結構距離がある。)
広い駐車場にはすでに3台。
こちらも準備を整え、歩きを開始。
草地を進み、一本杉登山口に入って行く。
耕英樹展示木という立札を横目に進むと、さっそく「ざんげ坂」で汗を絞られる。
昨日の疲れが少々残っているが、今日は時間がたっぷりあるのでゆっくり上ることにした。
▲一本杉
▲ざんげ坂
進めばそれなりに到達するもので、開けた五合目で一息つくことができた。
▲5合目
道には大岩がゴロゴロ。
それらを避けながら行くとまたまた階段状の長い急登。
こういう平場に出るとホッとするが、それもわずかな距離。
岩場の道は続く。
(登山道わきの大岩:座礁したザトウクジラのようだ)
柔らかな色の花々は、疲れを忘れさせてくる。
(岩の根元にオダマキが咲いている)
道脇に祠が置かれている。
▲若宮神社
▲薬師神社
山頂間近になって大岩が立ちふさがる。
コースは二手に分かれている。
左の道を選択。
先行の3名の方々が下山した後だったので、山頂では吾独りの時間を過ごすことができた(朝食)。
(岩手山が霞んで見える)
下りは、農場コースを選択。
こちらも大岩を渡っていく。
このころから大勢の方々が山頂目指して登ってきた。
小学低学年の子供連れ、幼児(体重11キロとのこと)をおぶった若いご夫婦などなど。
広く皆さんに愛される山だとつくづく思う。
(泉ヶ岳のようでもある)
草地の中のウツボグサやアザミなどを眺め、ゆったり気分で登山口に戻ったのは9:50。
駐車場には沢山の車。
※歩いたコース
このまま仙台に戻るのはもったいないと思い、久しぶりに石川啄木記念館に寄ってみた。
(私は、中学生になってすぐのころから、啄木ファン(というより”かぶれ”)を自認してきたし・・・。)
『啄木と京助-金田一京助の愛に支えられた啄木』展が開催中。
じっくりと拝見させていただいた。
石川一(はじめ)がなぜ啄木というペンネームを使うようになったか?
その理由の一つに、キツツキが木をつつくように世に警鐘を鳴らす存在でありたいという願いを込めたとあった。
当時、石川は17歳。
やはり早熟の天才と言うしかない
その後はもちろんかの歌碑のある場所へ。
(啄木が教鞭をとった尋常小学校)
”やはらかに柳あをめる北上の岸部目に見ゆ泣けとごとくに” (奥に見えるのは岩手山)
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