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2016.07.23(土)は、秋田県の太平山に登った。
天気予報では太平洋側は曇り、日本海側は2日続けて好天とのこと。
意を決して、森吉山とをあわせての1泊2日の予定で遠出してきた。
太平山(奥岳) たいへいざん(おくだけ) 1170.4m
山頂にある太平山三吉神社総本宮案内によれば、
この山は、秋田市と北秋田郡の境界の頂点にあたる壮年期の単高山で、地質学的には中世期に属し、基岩は花崗班岩。
古来、薬師の峰、神霊が宿る修験の山として多くの参拝者が訪れるという。
社は、修験道の開祖とされる役の行者小角(えんのぎょうじゃおづぬ)の創建と伝えられ、坂上田村麻呂東征の際に山頂に堂宇を建立したともされている。
*
仙台の我が家を午前4時に出て、まずはガソリンを満タンに補給。
東北道、秋田道を走行し、秋田中央ICで一般道に下りる。
いつのようにコンビニを探して、朝食と昼食を購入。
旭又登山口の駐車場に着いた時には、9時近かった。
すでに14~5台がとめられていた。
そそくさと準備をし、橋をわたって奥に進む。
杉木立の道は、かなり湿っている。
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(これまたきちんとした樋のような橋)
この分岐から右手の宝蔵岳コースに入る。
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(道は明確だが、あまり人が歩いていないように思える。)
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(”藪から棒”のごとく突然目の前に竜が・・・。)
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(きつい上りの道がつづく。)
軽井沢尾根に到着。
右の国民の森への道は、通行禁止のテープが張られていた。
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眺望のきかない樹下を汗だくで進む。
白色のヤマアジサイに清涼感を持つ。
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宝蔵岳と剣岳、中岳尾根への道の分岐に出た。
山頂から下りてきたという私と同年代?と思えるご夫婦に遭う。
これから宝蔵岳コースを登山口まで戻るのだという。
少々危険とされる弟子還(でしがえり)を通ってきたことに感心してしまった。
素人の私としてはいつも、こういうコースは下りではなく上りに使うものと心がけているので。
その方に宝蔵岳の様子を尋ねてみたが、あまり明確ではなかった。
それもそのはず岳とは名ばかり?の、私もあっけなく通り過ぎてしまった箇所だったから。
※そのご夫婦とは次の山でも再会。後に、不思議なご縁のようなものを感じてしまった。
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(岩が出ている場所で休憩。目の前にはこれから向かう山頂が見えている。)
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(はるか彼方には雲を後ろになびかす鳥海山)
いよいよ本コース最大の難所。
弟子還(でしがえり)の岩場上りが始まる。
クサリは設置されているが、あまり頼ることなく通過。
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(周囲の光景)
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弟子還嶽神社とある前で頭を下げる。
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尾根筋の道の先には山頂。
足元の急斜面では花々が風に揺れる。
滑り落ちないように注意して撮影するのに苦労してしまった。
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(クガイソウ?)
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(ツリガネニンジン)
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(ヒロハシラネガンピ)
山頂到着。
ご祈祷を待つ団体さん、小学生の男の子2人をつれたお母さん、ソロの男性などがいた。
それこそ”たたなづく青垣山”を眺めながら、ノ~ンビリと昼食休憩。
吹く風は心地よい。
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(来た道を振り返る。)
参籠所の足元から下山開始。
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(たんなる水たまりにしか思えないのだが、これもわが見る目無さか・・・。)
真鍮の大鳥居が変形していることに、この地の風雪のものすごさを思ったりしてみた。
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(クルマユリ)
七曲の道はいたるところアジサイが咲いている。
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御手洗に到着。
若い大勢の男女のパーティが、にぎやかに(大声で)談笑していた。
すでに登ってきたのだろうか、それともこれから? それにしてもノンビリすぎではないか?
ベンチはもちろん何もかも占領されている。
他の者は腰をおろして休むこともできない。
脇の「菅江真澄の道 御手洗の池」をかろうじて覗き込んで早々に退散。
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日々たくさんの登山者で踏み固められた道であっても、場所によっては掘られたところもある。
濡れているときには滑りやすだろうなあ~などと、独り言をつぶやく。
あやめ坂を下り、御滝神社に着く。
ここでも帽子を取り、礼拝。
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それにしても、今日は暑い。
橋を渡り、沢に下りて顔を洗い、すっきりした。
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登山口の駐車場まで杉木立のぬかるんだ道を戻り、改めて案内図を見上げてみた。
朝にはかなりあった車の数も、この時間にはだいぶ少なくなっていた。
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※今日のコース
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この後は、山から道なりに市街地に車移動。
見つけたコンビニで、ヨーグルト、野菜ジュース、ガリガリくん(氷菓)を購入し、いっき飲み食い。
明日は森吉山。
今夜の車中泊の場所探しからと思いつつ店の脇の大きな看板を眺めたら、”日帰り入浴”の文字があった。
これ幸いとそこにお世話になることにした。
『秋田温泉さとみ りらっくす』という。
市の介護サービスとも提携していることから、高齢者の方々の利用も多いようだ。
送迎バスの発着が頻繁にある。
駐車場は、その他の客でほぼ満杯状態。
中に入って感心してしまった。
とにかく広くてキレイ。
入浴料:540円。
今日の汗と疲れをじっくりととらせていただいた。
ついでに夕食も・・・。
そして、道の駅『五城目』まで移動。
しかし、あまりの物寂しい雰囲気に負けて、次を目指すことにした。
着いたところが、道の駅『かみこあに』。
こちらは、役場前にあり、すぐ近くにはコンビニもある。
そしてうれしいことに、森吉山に向かう”くまげらライン”沿線。
風呂にも入った、夕食もしっかりとった、後は寝るだけと車の中ですぐに横になった。
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