2021.10.25(月)は、泊った塔ノ岳山頂から鍋割山、櫟(くぬぎ)山を経て寄(やどろぎ)を目指して下山を開始。
*
朝、隣室の目覚ましの音に目を覚ました。
それがなければきっと寝過ごしていただろう。
おかげでご来光に間に合った。
(大山の上に太陽が昇ってきた。)
(朝陽をあびる塔ノ岳山頂)
(山小屋の朝食はオデン。ご飯のお代わり可。包みは昼食弁当)
どうやら午後3時くらいから天気は崩れそうだという。
塔ノ岳周辺を名残惜しく眺めながら、山を下りる。
(中央は丹沢最高峰の蛭ヶ岳1672.6m 、鬼ケ岩ノ頭1608m 、不動ノ峰1614m)
(振り返り見る塔ノ岳山頂直下の道)
(同上)
(金冷シ:左は大倉尾根筋、右は鍋割山稜へ)
分岐を右に入って進むと、これまた気持ちの良い道が続く。
(たった一輪残った花はツリガネニンジンか?)
(寒々とした光景)
(登山道にイノシシのヌタ場)
ここまでの途中に、クマさんの落とし物もあった。
(こういう景色は大好きだ。)
(大倉尾根の向こうに大山が見える。)
(たわわに実を付けたヤマボウシ)
手が届くようならムシャブリつくのだが、あいにく斜面に立ち、地面からの高さもある。
(丹沢の主峰を望む:蛭ヶ岳、鬼ケ岩ノ頭、不動ノ峰、右端は丹沢山1567m)
(鍋割山は間もなく)
(鍋割山山頂)
(鍋割山荘:右手は公衆トイレ)
月曜日で朝早いからか営業しているようには見えなかった。
名物の鍋焼きうどんはお預けとなった。
(鍋割山荘から下りの道を振り返る。)
(こういう平場の道もあって素晴らしい。)
(斜度の急な場所に着いて休憩していたら下から歩荷さんらしき人が上って来た。)
(その方に挨拶をして後ろ姿を見送り、その荷のすごさに圧倒された。)
(また下りてきた道を振り返り一呼吸)
(なんとも不気味なマムシグサ)
(正面に栗ノ木洞)
(後沢乗越:二俣・大倉、栗ノ木洞908.1m・櫟山810mへの分岐点)
ここで休憩を取りながら地図を取り出し、行く道を確認。
そこに年輩の男性(ソロ)が上ってきたのであいさつさせていただいた。
その方によれば、栗ノ木洞までは人が入っていて道は鮮明だが、櫟山までとその先は不鮮明になっているという。
また、櫟山から下りる際に道を誤り林道に出てしまえば約2時間くらいの林道歩きになるとのこと。
なので、先方を見据えて上るときは良くても、下りでは避けた方が良いとアドバイスを受けた。
当方としては、初めてのコースだし、間もなく天気も悪くなるだろう、それにかたき討ちに行くわけでもないので、すぐに多くの人々が行き来する二俣~大倉の道に変更した。
(後沢乗越から二俣への道に入る。)
(下りてきた道を振り返る。)
(渡渉)
(渡渉)
(林道が見えてきたところで渡渉の前に腹ごしらえ)
お湯を沸かして味噌汁、山小屋で作っていただいた弁当を味わう。
食べ終わったところに雨粒が落ちてきた。
そそくさと片付け、出発。
(渡渉:ここは右端の細い橋を渡る。)
(林道にチェーンは張られている。)
(路面の様子:極端に悪いというわけではないがやはりオフロード車でないと走行難だろう。)
(右の標識はヤマヒル注意・駆除への協力要請に関するもの:下のボックスには塩が置かれている。)
記載には、ヤマヒルは踏まれたくらいでは死なない、塩か塩水をかけるようにとあった。
長い西山林道(5㎞以上ある)歩きに飽きてきたところでこの標識。
まだ先は長い。
(鍋割山荘からのお知らせ:月曜日と金曜日は休業とのこと。)
すれ違った歩荷さんは、もしかして山荘のご主人だったかも・・・。
(シカ除けネットをくぐる。)
集落に入って舗装された道をしばし歩き、大倉バス停に到着。
ここからはバスで小田急線渋沢駅に出て、小田急線、バスを乗り継ぎ、午後3時半前に帰宅した。
心配していた雨にもあわず、2日間の充実した山行を楽しむことができた。
※前日の丹沢 塔ノ岳・鍋割山 ①ヤビツ峠~三ノ塔~塔ノ岳は ⇒ こちら
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