「梅は咲いたか、桜はまだかいな」
ふとこんなフレーズが思い浮かび、夕方近くになってウォーキングへ。
コースは、野川沿いを東名高速道下まで行った後はいつものを逆回り。
ウメの花はもう終盤。
東名高速道下のカワヅザクラは満開で、駒澤大学グラウンド端のは8分咲きといったところか。
風が強くて多摩川堤防の上は寒かった。
それにしても、先のフレーズの続きは気にもかけずにいたが、もとは江戸から明治期にかけて流行った「しょんがえ節」という俗謡に、江戸端唄(はうた)として取り込まれたものらしい。
内容も知らずにこれまたわれもいい加減な奴だ。
<梅は咲いたか>
(注)歌詞の異なるものがある。
1.
梅は咲いたか 桜はまだかいな
柳ャなよなよ風次第
山吹や浮気で 色ばっかり
しょんがいな
2.
浅蜊(あさり)とれたか 蛤(はまぐり)ャまだかいな
鮑(あわび)くよくよ片想い
さざえは悋気(りんき)で角(つの)ばっかり
しょんがいな
3.
柳橋から小船を急がせ
舟はゆらゆら波しだい
舟から上がって土手八丁
吉原へご案内
(東名高速道下のカワヅザクラ)
陽があたらなくなって色が冴えない。
(同上)
(同上)
(同上)
(新酒ができたときに吊るされるものに似ているヤドリギ)
(駒澤大学グラウンド脇のカワヅザクラ)
(強い風が吹き抜けていく多摩川堤防)
(これまで見慣れた富士山の左肩に沈むお日様も、だいぶ右側に移動している。)
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