旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

桜はまだかいな

2024-02-26 22:38:34 | 花鳥風月


「梅は咲いたか、桜はまだかいな」
ふとこんなフレーズが思い浮かび、夕方近くになってウォーキングへ。

コースは、野川沿いを東名高速道下まで行った後はいつものを逆回り。

ウメの花はもう終盤。
東名高速道下のカワヅザクラは満開で、駒澤大学グラウンド端のは8分咲きといったところか。

風が強くて多摩川堤防の上は寒かった。


それにしても、先のフレーズの続きは気にもかけずにいたが、もとは江戸から明治期にかけて流行った「しょんがえ節」という俗謡に、江戸端唄(はうた)として取り込まれたものらしい。
内容も知らずにこれまたわれもいい加減な奴だ。

<梅は咲いたか>
       (注)歌詞の異なるものがある。
1.
梅は咲いたか 桜はまだかいな
柳ャなよなよ風次第
山吹や浮気で 色ばっかり
しょんがいな

2.
浅蜊(あさり)とれたか 蛤(はまぐり)ャまだかいな
鮑(あわび)くよくよ片想い
さざえは悋気(りんき)で角(つの)ばっかり
しょんがいな

3.
柳橋から小船を急がせ
舟はゆらゆら波しだい
舟から上がって土手八丁
吉原へご案内



(東名高速道下のカワヅザクラ)
陽があたらなくなって色が冴えない。


(同上)


(同上)


(同上)


(新酒ができたときに吊るされるものに似ているヤドリギ)


(駒澤大学グラウンド脇のカワヅザクラ)


(強い風が吹き抜けていく多摩川堤防)


(これまで見慣れた富士山の左肩に沈むお日様も、だいぶ右側に移動している。)




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 耳が遠くなったか? | トップ | 今日も花を見に歩く »

コメントを投稿

花鳥風月」カテゴリの最新記事