七ツ森に行く途中、目にした古刹。(これは昨日の続き)
「これは寄らねば」と思い、帰途に立ち寄ってきた。
臨済宗禅興寺。
山門前の案内板を眺めて驚いてしまった。
▲臨済宗 禅興寺
▲寺の沿革
◆案内板に記載されている内容の一部を紹介◆
沿革
当山は文永二年(1265年)松島円福寺一世法心性西禅師によって開創され、寺号を長福寺と称した。現在、この辺りを長福寺囲いと呼んでいるが、往時の寺号に由来するものである。
開創の翌年火災で堂宇を焼失し荒廃の時代が続いたが、寛文十年(1670年)松島瑞巌寺百二世大領義猷(だいりょうぎゆう)和尚(敕諡本光瑞如禅師)によって再興され現在に至っている。
本尊は延命地蔵菩薩で天正二年(1574年)の開眼銘が記されている。
(以下、略。)
松島円福寺=現在の瑞巌寺、一世法心禅師=法身禅師ではないか!!
どうして大和町のこんな山手に、すごいお寺さんがあるのか!!
となってしまった。
松島の瑞巌寺の前身は、天台宗の青龍山延福寺。次に青龍山円福寺だった。
時は下り、鎌倉時代の半ばの宝治二年(1248年)、修行僧の身なりをした執権北条時頼が、円福寺辺の岩窟で出会った諸国遍歴の修行僧が法身禅師その人であった。
この出会いの後10年を経て、法身禅師は大伽藍の主となった。
こうなれば、やはり大古刹と言うしかない。
▲駐車場わきに立つ天明大飢饉餓死者供養碑
▲山門前にあった地蔵様:いつもこういう顔でいたいものだ!!
次に向かったのが、石神山精神社(いわがみやまずみじんじゃ)。
▲石神山精神社の鳥居
こちらの由来を見つけないまま、鳥居前で一礼し、すぐに石段を上る。
こういうものに出会うとすぐに登りたがるようになってしまった。
杉木立の奥にはこれまた趣深いお社。
“二礼二拍一礼”
▲石神山精神社のお社
と、すぐ脇には、さらに上に行く道があるではないか。
麓城跡の公園まで100mとある。
これでは、やはり行ってみるしかない。
頂上の公園は、少々荒れ気味だが、ヤブツバキが満開。
奥にはサクラの古木。
アジサイもかなり植えられている。
北西方向の眺望も悪くない。
これまた隠れた名所と言えるところだ。
▲頂上の広場=館跡
▲眺望:達居森(たっこもり)
▲眺望:左側が船形連峰
「それにしても、見どころある場所はあるものだ。」と感心しつつ、戻ってきた。
▲車を止めた場所にあった土筆(ツクシ)
「これは寄らねば」と思い、帰途に立ち寄ってきた。
臨済宗禅興寺。
山門前の案内板を眺めて驚いてしまった。
▲臨済宗 禅興寺
▲寺の沿革
◆案内板に記載されている内容の一部を紹介◆
沿革
当山は文永二年(1265年)松島円福寺一世法心性西禅師によって開創され、寺号を長福寺と称した。現在、この辺りを長福寺囲いと呼んでいるが、往時の寺号に由来するものである。
開創の翌年火災で堂宇を焼失し荒廃の時代が続いたが、寛文十年(1670年)松島瑞巌寺百二世大領義猷(だいりょうぎゆう)和尚(敕諡本光瑞如禅師)によって再興され現在に至っている。
本尊は延命地蔵菩薩で天正二年(1574年)の開眼銘が記されている。
(以下、略。)
松島円福寺=現在の瑞巌寺、一世法心禅師=法身禅師ではないか!!
どうして大和町のこんな山手に、すごいお寺さんがあるのか!!
となってしまった。
松島の瑞巌寺の前身は、天台宗の青龍山延福寺。次に青龍山円福寺だった。
時は下り、鎌倉時代の半ばの宝治二年(1248年)、修行僧の身なりをした執権北条時頼が、円福寺辺の岩窟で出会った諸国遍歴の修行僧が法身禅師その人であった。
この出会いの後10年を経て、法身禅師は大伽藍の主となった。
こうなれば、やはり大古刹と言うしかない。
▲駐車場わきに立つ天明大飢饉餓死者供養碑
▲山門前にあった地蔵様:いつもこういう顔でいたいものだ!!
次に向かったのが、石神山精神社(いわがみやまずみじんじゃ)。
▲石神山精神社の鳥居
こちらの由来を見つけないまま、鳥居前で一礼し、すぐに石段を上る。
こういうものに出会うとすぐに登りたがるようになってしまった。
杉木立の奥にはこれまた趣深いお社。
“二礼二拍一礼”
▲石神山精神社のお社
と、すぐ脇には、さらに上に行く道があるではないか。
麓城跡の公園まで100mとある。
これでは、やはり行ってみるしかない。
頂上の公園は、少々荒れ気味だが、ヤブツバキが満開。
奥にはサクラの古木。
アジサイもかなり植えられている。
北西方向の眺望も悪くない。
これまた隠れた名所と言えるところだ。
▲頂上の広場=館跡
▲眺望:達居森(たっこもり)
▲眺望:左側が船形連峰
「それにしても、見どころある場所はあるものだ。」と感心しつつ、戻ってきた。
▲車を止めた場所にあった土筆(ツクシ)
先日,隠れキリシタンのお話をお伺いして,感動いたしました。
仕事もかなり被災地のウェイトが大きくなり,またご訪問したい と思っています。
又機会を見て散策方々お越し下さい。
拙ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
何気なく訪問した際に、山門の奥まで入るのは遠慮すべきかなと考え、興味関心はつのるものの諦めました。
今度うかがう際には、しっかりと拝見させていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。