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新型コロナウイルス感染拡大が続いている。
仮にわたしが感染すると、子や孫たちの日常生活がストップ→失業の危機→生活困窮にまで陥りかねない。
なので自分なりに、かなり危機感を持って日々を送っている。
東京都外に出かけることはもちろんだが、都内移動であっても、人の大勢いる駅構内や電車、バスも避けている。
ウオーキングをしている際にも、人とのすれ違いにはかなりの間隔をとるだけでなく、できるだけ風上側に立つように気を付けたりしている。
そんな中で、山に行きたい気持ちが日増しに増してきてしまった。
(かといって、レンタカーを使用するにはお金がかかる。それに転居してからは車の運転はしていないので、自信がない。)
「なんとか自転車や徒歩で行ける山はないか」とネット検索すれば、ヒットするのは八幡山など。
これらは皆な住宅街の地名。
そうこうしているうちに、多摩川対岸の生田緑地に枡形山があることを知った。
ヤマケイ記事もある。
登山口(北口)までは我が家から約7.5㎞。
ここなら、多摩川堤防(サイクリングロード)に沿って、自転車で行くことができる。
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桝形山 ますがたやま 標高84m
・ 「枡形城址」とも呼ばれ、鎌倉時代源頼朝の重臣として活躍した武将 稲毛三郎重成(いなげさぶろうしげなり)の居城があったことで知られる。現在は、城の跡は残っていないが、山頂広場には枡形城址の碑が建てられている。
・ 「桝形」という名称は、山の斜面が絶壁となっており、山頂が正方形に近い形をしていることに由来するといわれている。
(以上、案内表示から抜粋転記)
生田緑地 いくたりょくち 面積:95.5ha (計画179.3ha) 所在地:神奈川県川崎市多摩区枡形
・ 昭和16(1941)年に都市計画決定された都市計画緑地であり、首都圏を代表する緑豊かな自然環境を有している。
・ 丘陵地の地形と里山の自然を活かした公園。 園路には、多数の登り坂や下り坂、階段、自然路などが点在している。
(生田緑地公式サイトから一部転載)
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多摩川堤防(サイクリングロード)を上流側に向かい、広い川幅を跨ぐ水道橋を渡る。
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(多摩川に架かる水道橋)
下流側にある小田急線の鉄橋と通過する電車などを横目に、登戸駅前をすぎ、さらには踏切を2回越えて北口登山口に到着。
自転車を鉄柵にワイヤーチェーンで固定していたら年輩の男性に声をかけられた。
その方は、よく反対側の専修大学の方まで歩くと言っていた。
上の方からは朝のウオーキングをしてきたらしい女性4人組が下りてきた。
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(北口登山口) もう少し小ぎれいであって欲しかったが・・・。ちなみに、ビニール袋のものは、放置ゴミではなさそうだ。
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(生田長者穴横穴墓群のうちの一つ。飯室山の北麓には30基以上もあるとのこと。築造は、7世紀。)
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(あたり一面に咲くキツネノカミソリ)
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(キチンと整備された道)
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(上がってきた道)
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(飯室山山頂に立つ展望東屋。飯室山には桝形城の出城が置かれていた。)
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(新宿スカイツリー側を遠望。あいにく見えなかったが・・・。)
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(キブシ)
小休止した後、先に向かう。
とにかく蒸し暑く、もう汗びっしょり。
それに、こういうアップダウンは3月半ば以来の歩きだから、脚力の衰えを痛感させられる。
とはいえ、やっぱり山道を歩くことは楽しいものだ。
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(下る。)
ひと上りした所で門をくぐる。
目の前には開けた芝生、鳥が羽を広げたような建物が出てきた。
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(展望棟(開館時間:9:00~17:00)。着いた時間が早かったので、中には入れず。)
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(奥の遊具で遊ぶ家族)
今回の選択コースは、健脚者向けとなっている外周コース。
帰りはまたここを通過するので、先に進む。
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(戸隠不動尊跡地) 平成5年冬に焼失
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(東屋。休憩しようにもヤブ蚊がひどくて退散。)
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(付近のヤブラン)
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(ホタルの里への道)
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(湿地に咲くヤブカンゾウ)
ヤブミョウガの群生地でもあるが、立ち止まることなく通過。
人とすれ違うこともない静かな時間を過ごす。
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(ハンノキ林付近の道)
手すりに沿うように上に向かっていたら、何か小枝のようなものが目先で動いた。
ギョッとして横っ跳び。
サングラスをしているので、その色は判別できない。
その正体は、・・・。
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(手すりに絡みついていたヘビ。動いたのは尾。下の方ではジッとこちらをにらみつけている。その後動き出した姿では全長約1mもあった。)
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(そのすぐ脇に設置されている案内看板)
手すりにつかまりながら歩いていなくてこれ幸いだった。
この下の方には、マムシ注意の標識もあったが・・・。
たどり着いたところは、舗装道。
西口にある専修大学の施設側にも行ってみた。
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(西口の駐車場)
少し休んで、岡本太郎美術館側に下りてみることにした。
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(母の塔) 高さ30m ※川崎市は、母かの子と自身の生誕地。
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(美術館入口)
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(樹霊Ⅰ) 1970年開催の日本万博(大阪万博)<太陽の塔>地下に展示された作品(1997年再制作)
その2に続きます。 ⇒ こちら
<歩いたコース>
出典:生田緑地公式サイト ※PDF文書のものを加筆・加工してあります。
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累積上昇高度:約320m 累積下降高度:約340m
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