旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

西風蕃山~萱ヶ崎山~蕃山~蛇台蕃山~黒滝不動(宮城県)

2014-01-26 18:27:28 | 宮城県の山
今日も天気はあまりよくない。
しかし、土日どこへも行かず、じっといるのにも飽きてきた。
青空が見えてきたので、時間的にはだいぶ遅くなったが近場の蕃山(356m)へ。
伐採されている場所の状況も見たかった。


蕃山コースの登山口に着いたのが、午前11時半。

杉林を抜け、明るい支線尾根をたどって見晴らし台、西風蕃山(ならいばんざん 372m)に到着。



▲明るい尾根筋の道


▲見晴らし台


▲見晴らし台からの眺望:笹倉山などの七ツ森方角


▲西風蕃山の山頂


次は、萱ヶ崎山(379m)を目指す。

まばらなモミの林を抜けるとすぐに、伐採現場が出てくる。
なんとも無残な姿になっている。
ため息も出ない。
ガリガリ掻き広げられたブル道をたどって先に進む。



▲明るいモミ林(蕃山への分岐点を萱ヶ崎山方向に進んで間もなくの地点)


▲モミの林境がきれい


▲伐採地の姿


途中から右に折れて、さらに左の木立に続く踏み跡をたどってショートカットし、萱ヶ崎山への登山道に出る。



▲雪の上に残された足跡をたどって右の道へ


萱ヶ崎山(379m)からの眺望は、あいにくの天候で良くない。
風がとても強い。
腰をおろして休むことなく、西風蕃山の方角に戻ることにした。



▲萱ヶ崎山山頂


錦ヶ丘ニュータウン側にある白滝不動への道との分岐点にある巨木は、朽ちてはいるもののしっかり立っていた。
この木が大切な目印。



▲分岐点の巨木(左は白滝不動、右は西風蕃山へ)


▲気持ちの良い道


▲モミの林(ここら辺りはあまり風が強く吹かない)


いったん、西風蕃山まで戻って、次は蕃山(356m)を目指す。


蕃山山頂までのアップダウンは、適度な運動になって良い。
開山堂前のベンチに腰かけ、コンビニで買ってきたオニギリ2個の昼食。



▲蕃山開山堂


▲開山堂前からの眺望(はるか彼方に太平洋が見える)


次は、蛇台蕃山(366m)へ。

道が分からず少々手間取ってしまった。
”蛇”と名が付いていることから、この山には夏場には登りたくないなどと思っていた。
こちらの山頂には、ほどなくして到着。
山頂からの眺望はまるで駄目。



▲蛇台蕃山への道


▲蛇台蕃山の山頂(眺望はきかない)


ここからは、黒滝不動コースを下る。
かなりの急こう配の道となっている。
落ち葉の下の地面が濡れているので、ズルズル滑ってしまう。
ロープに助けられながらの下りとなった。



▲山頂からすぐのところにあった石祠(明治41年3月28日と刻まれている)


▲急な下り道


黒滝不動は、なかなか趣深い。
地元の方々の信奉を集めていることがよく分かる。



▲黒滝不動(左わきの石碑には、文政11年(1829年)10月3日と刻まれている)


下山口の曹洞宗弥勒寺までの道は、幅広くてとても歩きやすい。





▲曹洞宗弥勒寺から見た蛇台蕃山の方角


駐車地点に戻ったのは、午後3時だった。
横なぐりの雪が強くなってきた。



▲今日のコース

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