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2015.07.11(土)は、昨年教えていただいたミヤマキンポウゲの大群落を見に、秋田東成瀬コースをたどり焼石岳に登ってきた。
ボランティアで登山道等の維持管理に当たっているその方によれば、6月は岩手県側コース、7月は秋田県側コースが良いとのことだった。
※昨年(2014.07.22)の様子は ⇒ こちら
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我が家を出たのが午前2時。
近くのガソリンスタンドで燃料を補給し、泉PAから東北道を北上。
奥州市に入り、国道397号を走行して秋田県東成瀬村の登山口まで行くつもりだったが、わが車のナビは、①東北道~秋田道~十文字ICから東成瀬村、
②東北道築館IC~国道398号湯浜峠~須川湖(栗駒山)~東成瀬村
のいずれかのコース選択を出してきた。
到着時間にあまり差がないので、②の山越えコースで現地入り。
登山口に着いた時にはすでに4台が駐車していた。
歩き出しは、午前6時数分前。
天気は良すぎ、雲一つ無い。
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五合目「釈迦ざんげ」と言うからには、何か覚悟がいるのかと思いきやあっけなく通り過ぎてしまった。
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沢を3本越して柳瀞(七合目)に到着。
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(途中にあった泥濘:このコースの中で一番嫌なところだった。)
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(柳瀞)
ここはチョットした平場になっている。
そして、低灌木の中に道が続く。
青空を背景に美しくそびえている三界山(1381.1m)、モッコ岳(1304m)を左手に眺めながら、小尾根を行く。
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(三界山)
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(モッコ岳)
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(長命水:冷たくてとても美味)
道の脇にはいろいろな花々が咲いている。
焼石沼に到着。
あたり一面に、ミヤマキンポウゲ、ハクサンチドリ、ハクサンフウロなどが咲き、えもいわれぬ光景を創り出している。
ゆっくり眺めていたい気持ちを抑えて、山頂を目指す。
帰路にまたここを通るのだし・・・。
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(焼石岳山頂と花畑)
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(焼石沼と焼石岳となりのピーク)
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(ハクサンフウロ)
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(トウゲブキ)
南本内岳との分岐になる焼石神社の標柱(九合目)のところに立つと、南には岩の道と焼石岳山頂、
西の空に浮かぶ鳥海山が見える。
北には南本内岳の右手はるか後方に岩手山、東には東焼石岳から天竺山などに連なる稜線。
その北東よりに浮かぶ山は早池峰山だろうか。
焼石山頂でなくともここから素晴らしい眺望を満喫できる。
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(焼石神社のある岩山(左)と焼石岳への道)
焼石神社は、岩塊の基部に鎮座。
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(神社は中央の大岩のところ)
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(焼石神社)
道は大岩を越えて行く。
(下りは注意して通りたいところ。)
広い焼石岳の山頂では、数人の登山者が思い思いに休憩中。
三脚を取り出して”自分撮り”しようとしたが、風が強くてあきらめた。
(過去に、面白山で突風によって三脚が倒されたことがあった。この時は、カメラのモニター画面の保護フィルムが傷ついた程度ですんで良かったが・・・。)
仙台、盛岡から来られたというそれぞれソロの男性とややしばしの間懇談。
仙台の方は80歳ちかくのとてもしっかりした方なので、つい体力づくりの秘訣などを伺ってしまった。
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(焼石岳山頂)
そうこうしているうちに、岩手県側から列をなして次々に大勢が到着。
※仙台のその方とは、東焼石岳への分岐近くで再度スライド。
またまた長い立ち話をすることができた。
「また、どこかの山でお会いしたいですね」と当方が言ったら、「きっと会えますよ。」と返してくれた。
とても嬉しい別れの言葉に出遭うことができた。
山頂から泉水沼に下り、東焼石岳への分岐をパスし、焼石神社標柱まで周回。
(さきほどの盛岡の方によれば、東焼石岳は風がとても強く、立っていられないくらいだったとのこと。
なので、当方として行かない理由とした。本音は長い帰路に向けて体力温存!)
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(泉水沼と焼石岳)
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(咲き残っていたチングルマとイワカガミ)
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(ウラジロヨウラク)
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(サラサドウダンツツジ)
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(ハクサンイチゲ)
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(トウゲブキと焼石岳)
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(イワイチョウ)
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(ワタスゲ)
焼石沼までの戻りではあらためて鳥海山を遠望。
そして、花々を楽しみながら下山。
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帰りの道はやっぱり長かった。
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(釈迦ざんげの回り道)
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(下山時に気が付いた彫刻? 「オレ様に挨拶してから行け!!」とばかりのようだ。)
登山口戻りは、午後2時50分。
総歩行距離は、約16km。
約8時間50分もかかったことになる。
この後は、やまゆり温泉ホテルブラン(旧ジュネス栗駒)で入浴(料金400円)。
そして、道の駅『おがち』へ移動、車中泊。
翌日は、虎毛山(とらげさん)に登る。
今日のコース
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